Googleは「V8 JavaScript」エンジンにおける重大な脆弱性を修正したGoogle Chromeのアップデートを公開した。該当するソフトウェアを使用している場合は直ちにアップデートを適用しよう。
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Googleは2023年4月14日(現地時間)、重要な脆弱(ぜいじゃく)性「CVE-2023-2033」を修正した「Google Chrome」のアップデートを公開した。この脆弱性は「V8 JavaScript」エンジンに関連しており、既に広く悪用が確認されている。
脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは以下の通りだ。
Googleはアップデートが十分に行き渡るまでは脆弱性の詳細は伏せるとしており、脆弱性に関する詳しい情報は執筆時点で掲載されていない。
脆弱性の詳細は明かされていないが、Googleはこの脆弱性を利用したサイバー攻撃が実施されているとしているため、注意が必要だ。該当するソフトウェアを利用している場合は迅速なアップデートが望まれる。Google Chromeは世界で最もシェアの高いWebブラウザであることから、脆弱性が及ぼす影響は広範囲になると予測される。
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