MicrosoftはWindowsのパフォーマンスと信頼性の向上やアプリの最適化、省エネ設定などの取り組み成果を発表した。デスクトップへのアクセス時間を10%短縮したり、アプリケーションの起動時間を50%以上短縮したりしている。
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Microsoftは2023年5月26日(現地時間)、この1年間取り組んできた「Windows」のパフォーマンスと信頼性向上、アプリケーションの最適化、省エネなどの成果を発表した。
シェルインタラクションの改善やデスクトップへのアクセス時間短縮、アプリケーション起動時間の大幅短縮、「Microsoft Edge」や「Microsoft Teams」の性能向上、省エネ設定の有効化による電力消費量削減などが挙がっている。
2022年に実現した主な改善点は以下の通りだ。
その他、最近改善した点としては以下の項目を挙げている。
Microsoftは、成果物をリリースしてから不具合報告を受けて改善に取り組む従来のフローではこれらのパフォーマンス改善は難しいとし、設計段階からUI/UXのパフォーマンスや快適性などを考慮した取り組みおよび優れたパフォーマンスモニタリングや分析、パフォーマンスチェックの継続的実施、ユーザーからの多くのデータフィードバックなどを経てこれらが実現されたと説明した。
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