アクセンチュアは調査レポートの中で、先進的なセキュリティの取り組みをしている企業をサイバー・トランスフォーマーと定義し、その特徴を明らかにした。
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アクセンチュアは2023年8月3日、「サイバーセキュリティレジリエンス最新レポート 2023」を公開した。
同レポートは日本を含むアジア太平洋地域や欧州、北米、南米の企業の経営幹部3000人を対象とした調査で、先進的なセキュリティの取り組みをしている企業を「サイバー・トランスフォーマー」と定義している。
調査によると、サイバー・トランスフォーマーは調査対象企業の30%を占め、サイバー攻撃に対する耐性と事業成長に向けたセキュリティについて優れたバランス感覚を持っていることが分かった。
調査結果によると、セキュリティとビジネス目標の相関性が高いサイバー・トランスフォーマーは「収益」「市場シェア」「顧客満足度」「信頼性」「従業員の生産性を向上させる可能性」が他の企業と比較して18%高いことが明らかになった。こうした企業ではサイバー攻撃に対応するコストも平均で26%削減できる可能性があるという。
調査によると、サイバー・トランスフォーマーには以下のような特徴がある。
アクセンチュアはデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進させる施策として以下の3つを挙げている。
調査結果はセキュリティへの取り組みが先進的な企業がビジネス戦略的にも優れた成果を挙げていることを示している。
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