クラロティは重要インフラのコンポーネント関連企業に勤務するセキュリティ専門家1100人の調査結果を公開した。ランサムウェア攻撃が増加し、攻撃範囲はIT/OT環境へと拡大している。
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クラロティは2023年12月12日、脅威調査「産業におけるサイバーセキュリティーの世界情勢 2023: 新たなテクノロジー、持続的な脅威、成熟化する防御」を発表した。調査結果からは、OT環境に影響を与えるランサムウェア攻撃が増加していることなどが明らかになっている。
「産業におけるサイバーセキュリティーの世界情勢 2023: 新たなテクノロジー、持続的な脅威、成熟化する防御」は、重要インフラストラクチャのコンポーネントを所有、運用、サポートする企業に勤務するIT/OTのセキュリティ専門家1100人を対象とした世界規模の独立調査となる。
主な調査結果は以下の通りだ。
クラロティの調査結果はサイバー攻撃の標的がITだけでなくOTまで広がっている状況を明らかにするとともに、OTを利用する産業界がこうした状況を認識してサイバーセキュリティ対策に取り組んでいる状況を示している。今後OTを標的としたサイバー攻撃の増加が予測されており、業界もそれに応じてサイバーセキュリティへの取り組みを強化する流れにあることが読み取れる。
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