Resecurityは2024年のサイバー脅威予測を発表した。米国証券取引委員会の新規制に伴い、上場企業へのランサムウェア攻撃が増加する可能性などが予測されている。
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Resecurityは2023年12月21日(現地時間)、2024年のサイバー脅威予測を発表した。ダークWebやアンダーグラウンド経済の変遷を分析し、企業や政府を標的とした重大インシデントを調査した結果から同予測をまとめている。
米国証券取引委員会(以下、SEC)の規制に伴うランサムウェア攻撃の変化をはじめとした2024年に登場が予想される差し迫ったサイバー脅威と新しいサイバーセキュリティの課題予測などがまとめられている。
報告されている主な予測は以下の通りだ。
Resecurityは今回の予測において、進化するサイバーセキュリティ脅威に対して組織や政策立案者は警戒を怠らずに新しい課題に迅速に対応するように呼びかけており、技術や規制、悪質な活動の複雑な相互作用を乗り換える上でコラボレーションとイノベーションが最も重要になると説明している。
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