SophosがMSPが直面する主要な課題についての洞察をまとめた「MSP Perspectives 2024」を発表した。マネージドサービスプロバイダーが直面する最大の課題は何か。
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企業がサイバー攻撃のリスクに対抗するための一つの選択肢がMS(マネージドサービス)の利用だ。市場調査会社のCanalysの予測では、マネージドサービスの収益は2024年に約14%増加するという。
Sophosは2024年5月29日(現地時間)、MSP(マネージドサービスプロバイダー)が直面する課題についての洞察をまとめた「MSP Perspectives 2024」を発表した。
「MSP Perspectives 2024」は米国、英国、ドイツ、オーストラリアの350のMSPを対象として2024年3月に実施した調査結果をまとめたものだ。
「MSP Perspectives 2024」の注目点は次の通りだ。
Sophosのスコット・バーロウ氏(MSP担当バイスプレジデント)は次のように述べる。
サイバーセキュリティの“戦場”におけるイノベーションの速度が加速する中、MSPが脅威やそれを阻止するためのサイバーコントロールに追いつくことはかつてないほど難しくなっている。世界的なスキル不足によってサイバーセキュリティアナリストの確保と維持が極めて困難な中、MSPが脅威に対応できないと感じるのは当然といえる。
「MSP Perspectives 2024」は、MSPは自社が使用するプラットフォームを統合し、サードパーティーのMDRベンダーと連携してサービス内容を拡大することで提案を強化し、無駄の削減に取り組んでいるとしている。
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