ソフォスは中小企業が直面するサイバー脅威を詳しく取り上げた2024年版脅威レポートを発表した。サイバー攻撃者がウイルス対策ソフトによる検出を回避するための、新たな攻撃手法が紹介されている。
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ソフォスは2024年3月21日、中小企業が現在直面しているサイバー脅威に焦点を当てた2024年版の脅威レポート「Cybercrime on Main Street(現在主流のサイバー犯罪)」を発表した。
このレポートは2023年を通じて見られた脅威の動向が詳述されており、キーロガーやスパイウェア、インフォスティーラーなどのマルウェアが全体の約半数を占めていたとしている。
同レポートにおける主な注目点は以下の通りだ。
今回のレポートにはコンピュータネットワークへの侵入を専門とするイニシャルアクセスブローカー(IAB)に関する分析も掲載されている。イニシャルアクセスブローカーは中小企業のネットワークに侵入することに特化した能力やサービスをダークWebで宣伝したり、すでに侵入した中小企業にすぐにアクセスできるサービスを販売していたりするという。
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