dotData Japanがデータ分析プラットフォーム「dotData Insight 1.3」を発表した。AIによるデータクレンジングとテーブル拡張機能が強化され、データの品質向上と分析効率が向上した。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
dotData Japanは2025年1月24日、データ分析プラットフォーム「dotData Insight 1.3」を発表した。AIによるデータクレンジングやテーブル拡張機能が強化され、ユーザーはより簡単かつ短期間で高精度なインサイトをデータから抽出できるようになるとしている。
AIによるデータクレンジング機能では、カテゴリー値の表記揺れ、欠損値や異常値、レコードの重複など、データの品質問題を自動的に検出し、修正方法を提案する。ユーザーは、AIから報告された問題点を確認し、修正したい項目を選択するだけで品質の高いデータを準備できる。
AIによるテーブル拡張機能では、AIが複数のカラムの組み合わせを推薦し、インサイトの抽出に有用なカラムをテーブルに追加できるようになった。高い解釈性を保ちながら、複数のカラムを組み合わせた深い知見を発見できる。
他にも、セグメント比較機能や生成AIによる分布の説明機能、フォルダ機能、ジョブ完了通知など、製品の利便性を向上させるさまざまな改善が実施されている。
トランプ大統領が白紙にした“8つのAI方針”とは バイデン政権が掲げていた方向性を見る
ドコモ、1億人規模の会員データをプロファイリングデータにして提供 アウディ事例では来店率が125%に
産総研、大規模AIクラウド計算システム「ABCI 3.0」の一般提供開始
富士通、AIエージェントに顧客対応の15%を任せる方向へ 人間は緊急案件に集中Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.