Ciscoは、Cisco ISEに深刻度「緊急」の複数の脆弱性があると発表した。これらが悪用された場合、認証済みの攻撃者が任意のコマンドを実行したり、システムの設定を変更したりする可能性がある。
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Cisco Systemsは2025年2月5日(現地時間)、ネットワークアクセス制御(NAC)およびセキュリティポリシーの統合管理プラットフォームである「Cisco Identity Services Engine」(Cisco ISE)に複数の深刻な脆弱(ぜいじゃく)性が見つかったと報告した。
これらの脆弱性が悪用された場合、認証済みの攻撃者が任意のコマンドを実行したり、システムの設定を変更したりする可能性がある。
報告されている脆弱性のCVE情報は以下の通りだ。
脆弱性が修正されたバージョンは以下の通りだ。
なおCisco ISE 3.0以前のバージョンを使用している場合は修正済みバージョンへの移行が推奨される。またCisco ISE 3.4はこの脆弱性の影響を受けないことが確認されている。
同脆弱性に対する回避策は提供されていないため、影響を受けるユーザーは速やかに修正済みバージョンにアップデートを実施することが推奨される。この脆弱性を悪用した攻撃の報告はないが今後の攻撃リスクを考慮し、早急な対策が求められる。
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