ソフトバンクモバイルは10月11日、10月14日よりHSPDA通信サービス「3Gハイスピード」を開始すると発表した。同社が9月28日に発表したHSDPA対応のHTC製スマートフォン「X01HT」の発売と同時に開始する。
3GハイスピードはHSDPAに準拠した高速データ通信サービス。X01HTでは下り最大で1.8Mbpsの通信が可能となる。なおHSDPA規格の通信速度は下り最大3.6Mbpsだが、値が低い理由について同社は「端末上の理由」と説明している。同じHSDPA対応のCF型データカード「C01SI」は下り最大3.6Mbpsとなる。
サービス開始時の対応エリアは東京23区および政令指定都市の一部。エリアは順次拡大していく予定とし、対象エリア外では自動的にソフトバンク3Gサービスのネットワークに接続する。
また、X01HTの発売および3Gハイスピードの開始に合わせ、パケット通信料定額サービス「デュアルパケット定額」を改定。新たに上限1万290円(税込み、以下同)のプランを設定する。同プランは月額利用料が利用量に応じて変動するパケット定額制サービス。X01HTを利用し、インターネットに接続した請求月はその上限額が自動的に変わる仕組みを採用する。
デュアルパケット定額 | |||
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定額料(下限) | 通常時月額上限 | 「PCサイトブラウザ」利用時の月額上限 | (新設)「PCサイトダイレクト」利用時の月額上限 |
1050円 | 4095円 | 5985円 | 1万290円 |
※下限から上限までの間のパケット通信料は1パケットあたり0.0525円で計算 |
なお2007年1月まで、PCサイトダイレクトを上限5985円で提供するキャンペーンを実施する。対象期間は、請求締日が10日のユーザーは2007年1月10日まで、同じく20日のユーザーは1月20日まで、同じく末日のユーザは1月31日までとなる。
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