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» 2007年12月10日 12時00分 公開

システム管理者が語るスキルアップ術目指せ! ネット時代の幸せな管理者(5)(1/2 ページ)

管理者が、技術者としての自分のスキルを高めていくにはどうしたらいいのか。筆者3人がスキル向上のため、日々どんなことに気を付けながら努力をしているかを、一問一答形式で紹介する。

[川村 聖一, 仲西 亮子, 山崎 佑司,@IT]

 前回まではセキュリティを切り口にしたトピックをお話ししてきましたが、今回は、少し息抜きをしたいと思います。システム管理者の皆さんが、仕事をしていくに当たって、どうやってスキルを向上させるか、どうやって技術者として成長していくか、というのは永遠のテーマかもしれません。

 今回は、筆者3人が日々どんなことに気を付けながら、スキルを向上させる努力をしているかを、一問一答形式でお話ししたいと思います。題して、「システム管理者が語るスキルアップ術」。

 システム管理者の皆さんそれぞれが、いろいろなご意見をお持ちだと思いますが、1つのヒントとしてご紹介できればと思っています。それでは、進めていきましょう。

書籍・雑誌・ネットは何を読む?
〜効率的な情報収集と整理のコツ〜

 業務を遂行する上で、情報収集は欠かせません。また、集めた情報を整理することも重要です。情報源は、書籍・雑誌やネットなどさまざまですが、それらをどのように有効活用していけばよいのでしょうか?

雑誌は幅広く目を通す[仲西]

 できるだけ幅広く。特定の雑誌より、隣の人の購読している雑誌も適当に目を通すことで業界やそれに関連したビジネスが浅くではあっても見えてきます。ただ、基本的な部分は自身の根源として必要なので、座右の書は必ず1冊、手元において置きましょう。

 私はいまでも「マスタリングTCP/IP 入門編」を手元に置いています。さすがに読むことはなくなりましたが、営業やそのほかの部門の人の質問に分かりやすい例を出して説明したいときにはいまでも使うことがあります。

 ちなみに、私は業界に入ってこの本を手にし、1カ月くらいの間に数回読みました。

収集した情報で自分のためのマニュアルを作る[川村]

 私は、技術書を最初から最後まで読むことを絶対にしません。1冊の本を「ここだ」と決めた範囲で読みます。ネットで検索して引っ掛かった情報は「半値」「八掛け」以下で信用します。雑誌は、業界全体の動きを知りたい場合や、気になる記事がありそうなときだけさっくりと読みます。効率的な情報収集を行った後は、整理するために、得た知識からテキストベースで、自分なりのマニュアルを書いてみます。きれいである必要はないですが、後で読み返すとすぐに役立ちます。情報が欠落している場合でも、どの本や雑誌で知識を得たかがすぐに思い出せますよ。

各業界の今を知るために読む[山崎]

 仕事柄、雑誌は幅広く読んでますね。Webに限らず、デザインの雑誌なども読みますし、経営に関するものも読んだりします。

 読んでいる数が多いから、雑誌は斜め読みが多いですけど、関連しそうな業界の“今”を知るというイメージでいろいろ読んでいます。

 雑誌以外では、季刊などで発売されるムック本をよく読みますね。専門書よりも新鮮な情報が書かれている一方で、雑誌よりも技術に深く踏み込んでいる記事が多いのが、その理由です。ムック本は基本的には捨てずに保管して、必要な時に引っ張り出してきて、参考にすることが多いです。

 ネットからの情報収集は、いかに「自分が必要としている」「信頼できる」情報を、「素早く探し出すか」がポイントになります。役に立つ情報を失わないように、こまめにブックマークする癖も付けています。

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