第137回「社長のBCP」
編集部から:新型インフルエンザの流行によって、いま注目されているのが「BCP(Business Continuity Plan):事業継続計画」です。BCPとは、大地震やインフルエンザの大流行などの大規模災害が発生した際に、限られたリソースでいかに事業を継続し、また事業が中断してしまった場合にはそれを迅速に再開させるための計画を指します。
例えば、「大地震が起きて東京地区のデータセンターが倒壊してしまった場合には、大阪地区のデータセンターに切り替える」「工場Aが被災して稼働できなくなったので、工場Bで代替する」などが主な施策として挙げられます。BCPは、災害発生前に策定することが重要なので、なにわ電機でも、シスアド先輩を中心にBCPの策定を始めました。バックアップや耐震工事は代表的な施策ですが、いくら社長が重要人物だからといって、金庫に入ってしまったら何もできなくなってしまいますよね……。
原案:シスアド達人倶楽部 なにわ出張所
画:カトウナオコ
構成:@IT情報マネジメント編集部
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