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CRM無料導入の決定版|2026年最新の選び方とおすすめツール11選

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ITセレクト編集部

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2026年のビジネス環境において、顧客データの活用は企業の競争力を左右する重要な要素です。これまでExcelや紙の台帳で管理していた情報を「CRM(顧客関係管理)」へ移行することで、営業活動の可視化と効率化が劇的に進みます。

特に「CRMを初めて導入する」「まずはコストを抑えて試したい」という企業にとって、無料プランの活用は賢い選択です。近年のクラウド型CRMは、無料版であってもAI連携やモバイル対応など、実用性の高い機能を備えています。本記事では、無料CRMの基本から失敗しない選定ポイント、そして厳選した無料版CRM製品を詳しく解説します。

この記事のポイント

  1. 無料CRMの価値: 初期費用を抑えて、Excelでは困難な顧客データの一元管理とチーム共有を即座に実現できます。
  2. 2026年のトレンド: モバイルアプリ対応やAIを用いた入力補助など、より高度な機能も一般的になってきています。
  3. 無料版の注意点: 登録できるユーザ数やデータ容量に制限があるため、将来のビジネス拡大を見据えた選定が必要です。
  4. 最適な選び方: 操作性や既存ツールとの連携性を重視し、まずはスモールスタートで試用し、現場の定着を図るイメージを得るのが成功の近道です。

CRMとは何か

CRM(Customer Relationship Management)は、企業が顧客一人ひとりと良好な関係を築き、それを継続させるための経営戦略やツールを指します。顧客の連絡先だけでなく、過去の商談履歴、問い合わせ内容、購買パターンのような情報も1つのデータベースに集約することで「最適なタイミングでのアプローチが可能になる」。これが大きな武器であり、導入効果です。

2026年現在、CRMは単なる「顧客情報の記録簿」ではなく、それを率先して活用している企業の多くは「業務に欠かせない、営業プロセス全体を支えるインフラである」と考えるようになっています。クラウド技術の進展により、場所を選ばず最新の顧客情報にアクセスできる環境が整い、テレワークやフィールドセールスの現場でも不可欠な存在です。

顧客管理をデジタル化する重要性

従来のExcel管理では「最新版がどれかわからない」「担当者しか状況を把握していない(属人化)」といった課題が頻発します。

CRMを導入しデータを一元化すれば、チーム全員が同じ情報をもとに動けるようになります。情報の「検索性」と「共有性」が高まることで、引き継ぎ漏れや対応の遅れを防ぎ、顧客満足度の向上に直結します。

 

参考おすすめ記事「顧客管理」はなぜ営業活動に重要なのか? 顧客管理成功への秘訣、失敗しないためのコツ

無料で始められるCRMのメリットと注意点

CRMには「無料プラン」を提供する製品・サービスも存在します。これらは、主に中小規模のチームや特定の部署でのスモールスタート、個人事業主などを想定して設計されています。

なぜ無料で高機能なツールが使えるのか

製品ベンダーが無料版を提供する理由の1つは、自社製品の利便性をまずは体験してもらうためです。

「フリーミアムモデル」と呼ばれ、基本機能は無料で開放し、より高度な分析機能やより規模の大きな利用が必要になった段階で有料プランへ移行してもらう仕組みとなっているのが一般的です。そのため無料版であってもシステムの安定性やセキュリティは有料版と同等の基準で提供されるケースがほとんどです。

無料版で確認すべき4つの制限

無料版CRMを導入する際は、以下よくある制限事項が自社の運用に耐えられるかを確認しましょう。

  1. ユーザー:数人(1~5人)程度に限定されていることが多い。
  2. データ容量:登録できる顧客件数や添付ファイルの総量に上限が設定されている場合がある。
  3. 連携機能:外部アプリやAPIとの連携が制限されている場合がある。
  4. サポート:電話やチャットによる手厚い個別サポートはなく、FAQやコミュニティーでの解決が基本となる。

2026年の失敗しないCRM選定ポイント

無料ツールを選ぶ際、単に「機能が多いか」だけで判断すると、現場に定着せず失敗するリスクがあります。以下のポイントを意識して比較検討を進めましょう。

  • 直感的に操作できるか
  • モバイルアプリとAI機能の充実度
  • 将来のデータ移行と拡張性

直感的に操作できるインタフェースか

CRMは現場の営業担当者が毎日入力して初めて価値が生まれます。メニュー構成が複雑すぎたり、入力項目が多すぎたりするツールは敬遠されがちです。

使い勝手の確認については、無料プランで試すほかに、有料プランの機能も含めて一定期間無料で使える「無料トライアル版」を用意する製品・サービスも多くあるので、これを有効に活用するものよいでしょう。PCだけでなくスマートフォンなどからの操作性もチェックしましょう。

 

関連IT製品の「無料トライアル版」とは何のこと?

モバイルアプリとAI機能の充実度

外出先から商談報告を入れたり、名刺をカメラでスキャンして即座にデータ化したりできるモバイルアプリの有無も重要と考えられます。

また、2026年のトレンドとして、入力したメモからネクストアクションを提案したり、入力行程を自動化してくれる「AI活用機能」を備える製品・サービスも一般的になってきています。

将来のデータ移行と拡張性

ビジネスが成長すれば、必ずユーザ数や機能の不足を感じる時期が来ます。その際に上位の有料プランへスムーズに移行できるか、あるいは蓄積したデータを他のシステムへ容易にエクスポートできるかを確認しておきましょう。

 

参考おすすめ記事CRMの機能一覧とメリット|ビジネス成果につなぐCRMの基本機能から便利機能を徹底解説

参考おすすめ記事CRMのシェア率と市場規模 CRM導入のビジネスメリットとツール選びのポイント

無料で始められるおすすめCRM 11選

売上を上げるには「顧客管理」が欠かせません。ここでは、無料版(無料プラン、あるいは無料トライアル)を用意するCRMツールをご紹介します。これらのツールは導入が簡単で、顧客データの一元管理から効果的なコミュニケーションまでサポートします。無料ながら高機能なCRMツールで、ビジネスの生産性を向上させましょう。(製品名 abcあいうえお順/2026年1月時点) →【並べ替える/機能の有無で探す】

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Bitrix24

無料版で使えるユーザー数 制限なし
無料版と有料版の違い 自動化ツール、レポート、カスタムオブジェクト、API、サポートなどは有料版で利用可能。無料版は広告表示あり
有料版の価格例 無料プランの他、Basic 49USドル(月額)からEnterprice 399USドル(月額)まで4つのプランが提供されている
システムの特徴 オンラインミーティングやタスク管理、ワークスペースなどの機能が搭載されており、さまざまな業界の企業の業務をサポート。クラウド型の他、オンプレミス版も用意されている。
ベンダーのWebサイト https://www.bitrix24.jp/

 

F-RevoCRM

logo

統合型顧客管理システム「F-RevoCRM」

シンキングリード株式会社

4.3

6

  • 多様化、デジタル化する顧客接点に対応できる
  • 業務フェーズや担当部署にとらわれず顧客情報を一元管理できる
  • OSSがベースのためお客様のご要望に沿った柔軟な追加開発・改修も対応可能

製品詳細を見る

Fullfree

無料版で使えるユーザー数 制限なし
無料版と有料版の違い 機能的には無料プランでほとんどの機能を使用可能。保持できるレコード数に違いあり
有料版の価格例 無料プランのアップグレード版として有料のFullfree PRO(PC1台当たり8,800円/買い切り)がある
システムの特徴 Fullfreeはデータベースソフトで、表の種類も項目も、他の表との関連付けも、計算内容も帳票も、すべて自由自在にカスタマイズ可能。顧客管理以外にも使えるだけの汎用性の高さを備えている
ベンダーのWebサイト https://www.fullfree.jp/

 

HubSpot

無料版で使えるユーザー数 制限なし
無料版と有料版の違い 無料版では有料製品が持つ優れたツールの「軽量」バージョンが多数用意されている。無料版には広告表示あり
有料版の価格例 月額2160円(税込み)から
システムの特徴 HubSpot CRMは、MAツールであるMarketing Hubと併せてマーケティング関連業務を完結できるのが大きな特徴。Salesforce、Pipedrive、Zoho CRMなどの他のCRMツールとの連携が可能
ベンダーのWebサイト https://www.hubspot.jp/

 

monday CRM

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monday CRM

サイバーコム株式会社

  • 営業のDX化を強力に支援(脱Excelを実現)
  • 販売前から販売後までひとつのプラットフォームで管理
  • 迅速なセットアップとシンプルな導入

製品詳細を見る

Pipedrive

logo

Pipedrive

株式会社Mer

  • 受賞歴のある圧倒的に使いやすいUI / UX
  • AIセールスアシスタント
  • ノーコードでカスタマイズ

製品詳細を見る

sonr

logo

コミュニケーションツール
「SONR」

マーケティングユニット株式会社

4.7

19

  • みんながつかえる!ディスカッションボード
  • 確認ボタンでタスク確認と情報共有がラクラク!
  • 低価格で提供可能なクラウド型コミュニケーションツール

製品詳細を見る

 

Sugar CRM

無料版で使えるユーザー数 制限なし
無料版と有料版の違い 有償版には、無償版にはない機能、データ保存期間の延長、サポート内容の強化、広告表示の非表示などがある
有料版の価格例 1ユーザーあたり49USドル(月額)から
システムの特徴 顧客管理や商談管理などのCRM・SFAとした機能を中心に、マーケティング、帳票、サポート、ドキュメント、グループウェア、ワークフローなど、多くの標準機能で構成されるオープンソースソフトウエア
ベンダーのWebサイト https://www.sugarcrm.com/jp/

 

Zoho CRM

無料版で使えるユーザー数 3ユーザーまで
無料版と有料版の違い 無料版では顧客管理やレポート機能、メール送信機能などが利用可能。カスタマイズはできず蓄積データの上限が5,000件。
有料版の価格例 月額2160円(税込み)から
システムの特徴 専門知識のない初心者にも使いやすく、外部ツールとの連携性やCRM機能の充実度、カスタマイズ性に優れている
ベンダーのWebサイト https://www.zoho.com/jp/

 

学会バンク

logo

学会バンク

マーカーネット株式会社

  • 学会最新情報の確認や個人情報の更新など、さまざまな機能を一元化したサービスです
  • 学会運用に必要な基本機能はすべて「無料」でご利用いただけるサービスです
  • 一つのアカウントでご所属の複数学会に簡単にアクセスできます

製品詳細を見る

ボイス治療院

logo

ボイス治療院

株式会社グルーパー

  • 声やカメラで入力するから、らくらくペーパーレス
  • 患者様マイページによりリピート来院につなげます
  • 柔軟なカスタマイズ!貴院の業務にシステムを合わせます

製品詳細を見る

よくある質問(FAQ)

CRMの導入検討において、ユーザーから多く寄せられる質問に回答します。

Q1. 無料のCRMから有料版へ移行するタイミングはいつですか。

ユーザー数が上限に達したときや、SFA(営業支援)機能を用いた高度な売り上げ予測、既存の基幹システムとのAPI連携が必要になったタイミングが一般的です。データ量が増え、標準のレポート機能では分析しきれなくなった際も検討時期といえます。

Q2. Excelからのデータ移行は簡単にできますか。

ほとんどのCRMツールにはCSVファイルによるインポート機能が備わっています。Excelの列名をCRMの項目名に関連付ける(マッピングする)ことで、一括登録が可能です。元データの重複や表記の揺れを事前に整理しておくのがポイントです。

Q3. 無料ツールでもセキュリティは安全でしょうか。

主要なクラウド型CRMであれば、通信の暗号化や多要素認証(MFA)など、基本的なセキュリティ対策は施されています。ただし、アクセス権限の細かい設定(IPアドレス制限など)は有料版のみの機能である場合も多いです。機密情報の取り扱いレベルに応じて選定してください。

Q4. 個人事業主やフリーランスでもCRMは必要ですか。

はい、おすすめします。顧客が少ない時期からコンタクト履歴や案件の進捗を記録する習慣をつけることで、将来の規模拡大時にさらなる効果・成果創出が見込めます。また、スムーズな組織化も可能になるでしょう。

無料CRMを活用してビジネスを加速させよう

顧客管理のデジタル化は、もはや「あれば便利なもの」ではなく、企業の生存戦略に欠かせないインフラです。2026年、無料CRMはかつてないほど高機能化し、AIやモバイルとの親和性も高まっています。

まずは自社の課題に合ったツールを1つ選び、数人のチームで運用を開始してみてください。Excelでの手作業から解放され、顧客との絆を深めるための「攻めの営業活動」に注力できる環境を整えていきましょう。

もし「自社に合うIT製品・サービスが分からない」「どう探せばよいのか分からない」とお困りでしたら、あるいは「おすすめ製品・ベンダーを紹介してほしい」「詳しい人に相談したい」のような希望がありましたら、適切なIT製品・サービス選定に詳しいIT専門スタッフに聞ける・相談できるITセレクトのコンシェルジュ相談サービスを用意しています。ぜひご利用ください。(無料です!)

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(執筆:合同会社伝心)

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