日本レジストリサービス(JPRS)は、ルートネームサーバーの1つである「b.root-servers.net」(Bルートサーバー)のIPアドレスが128.9.0.107から192.228.79.201に変更されたことを確認したと発表した。
JPRSでは、NANOG MLでの報告を受けネームヒントファイルをダウンロードしたところ、IPアドレスの変更が反映されたことを確認。29日20時の時点ではBルートサーバーのIPアドレスは古いままだったが、30日1時に再度確認したところ新しいIPアドレスに変更されていたとしている。
とはいうものの、Bルートサーバーの管理者がNANOG MLに投稿したメールによると、少なくとも今後2年間は古いIPアドレスでも参照できるとのことだ。しかし、JPRSではネームサーバーの管理者に対して「近い将来、各ネームサーバのルートヒントファイルを更新するなどの適切な対応が必要になります」と呼びかけている。
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