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DVD-RAM両面に16時間録画できるレコーダー ビクター

» 2004年02月27日 14時33分 公開
[ITmedia]

 日本ビクターは、DVDマルチドライブを搭載したDVDレコーダー新製品「DR-M10」を4月上旬に発売する。片面4.7GバイトのDVDメディアなら最長約8時間、両面9.4GバイトのDVD-RAMなら最長約16時間の長時間録画に対応したのが特徴。オープン価格で、実売予想価格は5万5000円前後。

 昨年発売した「DR-M1」の後継モデル。新たに同社製マルチドライブを採用し、カートリッジ入りのDVD-RAMが利用可能になった。

 DVDディスク片面の録画時間を約1時間から約6時間まで5分単位で選べる従来からの機能に加え、約7時間と約8時間の録画が可能なモードを新搭載した。

 独自の高画質化技術「スーパーMPEGプロセッサー」を備える。ジッターを含むアナログ信号を、安定した信号に補正してデジタル化する「デジタルワイドTBC」と「フレームシンクロナイザー」により、アナログ映像を高画質にデジタルダビング可能。インターレース映像を自然なプログレッシブ映像に変換する「モーションアクティブプログレッシブ」や、ノイズリダクション機能も搭載した。

 DVD-RAM録画時は、追っかけ再生や録画同時再生もできる。録画中の番組は子画面表示可能だ。

 ディスクに収録した番組を一覧表示する機能や、同機で録画した番組の情報を内蔵メモリに1300タイトル分記録できる「ライブラリーナビ」を備えた。

 DVD-RAMとDVD-RWはVRモードでも録画可能。CD-R/RWに保存したMP3の再生にも対応した。

 入力端子はS映像×3、コンポジット×3、アナログ音声×3、IEEE 1394×1。出力端子はD2×1、S映像×1、コンポジット×1、光デジタル音声×1、アナログ音声×1。

 サイズは435(幅)×70(高さ)×350(奥行き)ミリで、重さは4キロ。

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