松下電器産業は3月3日、記録媒体に8センチDVD-RAM/DVD-Rメディアを採用したDVDビデオカメラ「DVDデジカム VDR-M70K」を4月10日に発売すると発表した。オープン価格で、実売予想価格は12万円前後。
日立製作所と共同開発した製品で、デザインや一部機能を除く主な仕様は、日立が2月2日に発表した「DZ−MV580」とほぼ同じ。
総画素数102万画素のCCDを搭載した。有効画素数は静止画時が約96万画素、動画時が約40万画素。10倍ズームレンズを備え、デジタルズームを併用すれば最大240倍までズームアップできる。
アスペクト比16:9で撮影できるワイドモードを備える。電子式の手ぶれ補正機能は、ワイド撮影にも対応した。VBRに対応し、8センチDVD-RAMディスクの両面に最大120分の録画が可能だ。
DVD-RAM使用時は「ディスクナビゲーション機能」が利用できる。記録されている全シーンを日付ごとにサムネイル表示したり、選んだシーンの繰り返し再生や、静止画のスライドショー表示も可能だ。シーンの削除や入れ替え、分割、モノクロ化といった編集作業もできる。
本体側面にはジョイスティックを装備して操作しやすくした。液晶ディスプレイのサイズは2.5インチ(約12万画素表示)。
SDメモリーカードスロットを搭載した。静止画をSDカードに保存できる。USB 2.0端子も備え、PC用のUSB接続キットを同梱する。バッテリー駆動時間は、DVD-RAM使用時で最大約2時間5分(液晶モニターON時)。
サイズは64(幅)×89(高さ)×146(奥行き)ミリで、重さは約585グラム。グリップベルトやハンドストラップとして使える「ワンタッチハンドストラップ」が付属する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR