米Microsoftがゲーム機のデータ保存に関する特許を取得した。米特許商標庁特許番号6,716,102の文書では「アプリケーションおよびほかのデータを保存するためのHDDを搭載したゲーミングシステム」と記されている。このため次世代「Xbox」にはこれまで流れていた憶測とは裏腹に、やはりHDDが搭載されるのかもしれないとの見方が出ている。
Microsoftは特許文書の中で、XboxはHDDを装備したことで、大量のデータをシステム内部に保存できるようになったと説明。「この新しい内部ストレージは、異なる種類のデータをHDDに保存/分離する上で新たな課題を生じさせた。さらに、特定のゲームタイトルに関連したデータは、不注意や、ほかのゲームタイトルあるいはアプリケーションによる破損から守られなければならない」と記載、「従って、HDDなどのデータストレージデバイスを内蔵したゲーミングシステムのデータ管理のために、改善型のシステムが必要になる」と結論付けている。
Xboxをめぐっては、M-Systemsが次世代Xbox用にフラッシュベースのストレージデバイスを供給すると発表したほか、MicrosoftとXboxハード関連のパートナー契約を結んだイスラエルのフラッシュメモリメーカーが「MicrosoftはXboxからHDDを取り去った」と発言したことなどが伝えられ、次世代XboxにはHDDが搭載されないとの憶測を呼んでいた。
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