NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は、050番号が付与されるメッセンジャーサービス「ドットフォン パーソナルV」を5月10日より順次開始する。
OCNのオプションサービスとして提供されている「ドットフォンパーソナル」がベースになっているが、ISPを問わず利用できるのが特徴。初期費用は525円で、利用料金は月額525円。
さらにエコーキャンセラが搭載されており、PCのスピーカーとマイクが利用できるため、ヘッドセットが不要になるのだ。また、留守番電話サービスも提供しており、クライアントソフトやPCを立ち上げていないときにかかってきた電話は、こちらに記録される。
あわせて、専用のクライアントソフトをシャープ、ソニー、NEC、富士通のPCにバンドルすることも発表された。これらのPCでは、バンドルされるのではなく、ほかのバンドルソフトとの相性やエコーキャンセラの調整が行われている。
なおドットフォンパーソナルと同じく、050番号による呼び出し、テキスト/音声/ホワイトボード/テレビ電話によるコミュニケーション、PSTNや携帯電話との相互通話、ドットフォンパーソナルやNTTコムが提供するほかのIP電話サービスとの無料通話なども提供される。
サービスは、プリインストールされたPCからの利用は5月10日から、そのほかのPCについてはクライアントソフトをダウンロードで提供し5月下旬から開始される。
利用するにはWindows XP HomeまたはProを搭載したPC、通話の場合は128kbps、テレビ電話の場合は350kbps〜530kbps程度の回線が必要だ。また接続しているブロードバンドルータがUPnPに対応している必要がある。これら回線の状況はクライアントソフトが自動的にチェック。品質が悪い場合は、050番号が付与できないためサービスが提供できない場合があるとしているが、同社のテストによるとこのようなケースは確認されなかったとしている。
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