米IBMは4月19日、英国の経済誌「The Economist」の調査部門Economist Intelligence Unit(EIU)と共同で行った分析に基づく世界主要60カ国の「E-Readiness」ランキングを発表した。首位はデンマークで、昨年トップのスウェーデンは3位。米国は、昨年の3位から6位に順位を落とした。上位5カ国のうち4カ国が北欧勢だ。
これは、各国のインターネット対応度合いを各種側面から分析した結果をまとめたもの。各国の市場を10点満点で評価してランキングを出している。今回の調査では、ブロードバンド浸透率も得点に反映させたという。
首位デンマークは8.28点。2位は0.01ポイント差で英国となっている。両国とも、それぞれ前年から一つずつ順位を上げた。昨年は英・米・オランダが同点3位だったが、米国と同じようにオランダも、今年は8位に順位を落とした。
アジアではシンガポールの7位が最高で、香港の9位、韓国の14位と続いている。日本は前年から一つ順位を落とし、25位となった。
上位10カ国のランキングとE-Readinessの評価点は次の通り。
1. デンマーク(前年2位/8.28点)
2. 英国(前年3位/8.27点)
3. スウェーデン(前年1位/8.25点)
4. ノルウェー(前年7位/8.11点)
5. フィンランド(前年6位/8.08点)
6. アメリカ(前年3位/8.04点)
7. シンガポール(前年12位/8.02点)
8. オランダ(前年3位/8.00点)
9. 香港(前年10位/7.97点)
10. スイス(前年8位/7.96点)
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