ソニーと日亜化学工業は4月22日、光ディスク記録再生用途の青紫色レーザーダイオードについて特許クロスライセンスを結んだと発表した。ソニーはこれを受けて青紫色レーザーダイオードを量産供給でき、Blu-ray Discの普及に向けた準備を整える。
光ディスク記録再生用途の範囲内で、両社が持つ青紫色レーザーダイオード全特許について期限や制限を定めず自由に利用できるようにする。対象特許は両社合計で約800件。
両社は2002年12月、青紫レーザーダイオードについて両社が持つ技術を相互に活用できる環境の構築で合意、光ディスク用ダイオードの共同開発を進めてきた(関連記事参照)。共同開発の成果は日亜の量産品やソニーのサンプルに導入されている。
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