三洋電機は4月22日、地上/BS/110度CSデジタルチューナーを内蔵した27V型のハイビジョン液晶TV「LCDTV VIZON LCD-27HD5」を6月11日に発売すると発表した。44万1000円(税込み)。
輝度は550カンデラ/平方メートルと「業界最高輝度」(同社)に高めた。従来機よりも色再現性を向上させたほか、新採用したフィルムにより色ずれも低減したという。パネルの表示解像度は1280×720ピクセル。視野角は水平・垂直ともに170度。
映像信号をフルデジタルで処理する新開発の「VIZONエンジンII」を搭載した。10ビットDSPを搭載した「プログレッシブコンバーター」や、パネルに応じて画質を調整する「ダイナミックパネルドライバー」、2次元/3次元ノイズリダクション機能「TwinNR」、輪郭をくっきりと表現する「ディティールAIエンハンサー」などを採用している。
1ビットデジタルアンプを搭載した。出力10ワット×2のバスレフ型スピーカーは本体下部に装備、横幅を抑えた。
SDメモリーカードスロットを装備し、カードに保存したJPEG画像を再生できる。入力端子はD4、S映像、コンポジットに加え、D-Sub15ピン端子を備え、PCディスプレイとしても利用可能だ。IEEE 1394端子も装備する。
サイズは72.1(幅)×57(高さ)×23.5(奥行き)センチで、重さは19.8キロ。
また、地上/BS/110度CSデジタルチューナーを内蔵したブラウン管TV新製品2機種も発表した。オープン価格で、実売予想価格は28型の「VIZON C-28DT2」(6月11日発売)が12万円前後、25型の「VIZON C-25DT2」(7月1日発売)が10万円前後。
それぞれ、映像を525iにデコードして表示する。電子ビームの走査速度を調整して輪郭をシャープにし、ノイズの少ない映像を再現するという「新スーパーシャープネス回路」を搭載した。
28型モデルは、4メガビットメモリをフレームメモリに採用した3次元Y/C分離回路を搭載、クロスカラーやドット妨害を低減したという。
両モデルとも3ワット×2のスピーカーを装備。出力端子はD1、S映像、コンポジットを、入力端子は光デジタル音声、S映像出力などを備えた。
サイズは「C-28DT2」が68.3(幅)×50.6(高さ)×50(奥行き)センチで重さは38.4キロ、「C-25DT2」が59.3(幅)×52.1(高さ)×45.8(奥行き)センチで、重さは30.5キロ。
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