クラリオンは、カーオーディオ「ADDZEST」(アゼスト)シリーズの新製品として、CDセンターユニットのフラグシップモデル「DRZ9255」を発表した。
「DRZ9255」は、CDプレーヤーとFM/AMチューナー、DSPを搭載した1DINサイズのセンターユニット。1996年に発売されたロングセラーモデル「DRX9255」の“忠実な原音再生”という思想を継承しながら、デジタル音場調整機能など最新のオーディオ機能を搭載したモデルとなった。
CDプレーヤー部のSN比は112dB、ダイナミックレンジは100dB、高調波歪率は0.003%(20Hz-20kHz)。DSPの内部処理は96kHzハイサンプリング、バーブラウン製の0.5dBステップ電子ボリューム回路や24bitDACなど、「求める理想の音にあわせてパーツを厳選・構成することで、妥協のないサウンドバランスを追求している」(同社)。このほかにも、オペアンプから各種ケーブル、きょう体を構成するケースやシャーシ部のマテリアルに至るまで、専用のチューニングパーツを採用した。
また、車室内に発生する周波数の起伏を補正する左右独立5BANDデジタルパラメトリックイコライザーや、マルチスピーカーシステム構築時に各スピーカーが受け持つ帯域幅を柔軟に設定できるクロスオーバーを装備。車内でありながらリスニングルームに近い音場を作り上げるという。
希望小売価格は13万1250円(税込み)。6月上旬に発売する。
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