松下電器産業は、デジタルTV向けに印刷用データを配信する情報サービスに対応したA4インクジェットプリンタ「KX-PG1」を7月1日に発売する。同社によると、デジタルTV向け印刷サービス対応プリンタの発売は業界初。オープン価格で、実売予想価格は5万8000円前後(税込み)。
同社製デジタルTVのEthernetポートとルータ経由で接続して利用する。同社のデジタルTV用インターネットサービス「Tナビ」の画面や、TVのカードスロットに挿入したメモリカードに保存された静止画の印刷が可能だ。7月からメガポート放送がBSデジタルでサービス開始する印刷情報サービスのコンテンツもプリントできる。通常のTV画面の印刷はできない。
対応するTVは、6月1日発売予定の「TH-50PX300」「TH-42PX300」「TH-37PX300」「TH-32LX300」「TH-26LX300」。操作はTVのリモコンから行える。
開発はセイコーエプソンと共同で行った。解像度は1440×720dpi。耐オゾン性、耐光性にすぐれた6色の染料インクを採用した。松下独自の暗部補正技術を搭載しており、奥行き感のある自然な画像を印刷できるとしている。
USB 2.0端子を備え、Windows 98 SE/Me/2000/XP搭載PCと接続して利用も可能。PictBridge対応のデジタルカメラからのダイレクト印刷もできる。
サイズは109(高さ)×430(幅)×420(奥行き)ミリ。TVラックに収納できるように高さを抑えた。重さは約8.5キロ。
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