FTTHなどブロードバンド環境を利用したサービスの普及を目指す企業連合「ブロードバンド コンソーシアム ジャパン」(BBジャパン)が、5月13日に正式に設立する。
BBジャパンの設立は、松下電器産業、日立製作所、NEC、KDDI、日本テレコムの5社が3月に発表していた(関連記事参照)。この5社にNTTコミュニケーションズ、ティーエフエム・インタラクティブ、凸版印刷の3社を加えた計8社が幹事企業を務める。代表幹事はNEC。さらに、国内のブロードバンド関連事業者53社も参加するほか、総務省情報通信政策局もオブザーバーとして加わる。
BBジャパンでは、FTTH環境を利用した映像配信や新しいビジネスモデルなどを企画、検討し、ユーザーが複雑なハードウェアやネットワーク環境を意識せずに利用できるサービスの開発をめざす。
活動の第1弾として、「光ビジネス部会」を設立する。同部会内に設置した「キラーサービス/ビジネスサブワーキンググループ」で6月から、映像配信などFTTH環境を活用したサービスやビジネスモデルの企画・検証を行う。7月には「インフラ/プラットフォームサブワーキンググループ」をスタート。アプリケーションプラットフォームの検討やトライアルを行う。
また、ブロードバンドに関するユーザーニーズを把握するための市場調査を5月中旬に開始、6月末までに報告書をまとめるとしている。
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