NTT持ち株会社は、平成15年度の決算に合わせて接続系のフレッツサービスの契約数も発表した。これによるとBフレッツは、NTT東日本は前期比31.5万契約増の42.6万契約だったが、NTT西日本は32.6万契約増の41.4万回線になり、NTT西日本の増数が若干上回ったことになる。
NTT西日本とNTT東日本のBフレッツにおける違いは、まずは料金だ。多く普及している32分割型のサービスを比較すると、NTT東日本のBフレッツ ニューファミリータイプは月額4,500円、NTT西日本のファミリー100タイプは月額4,300円になり、NTT西日本の方が安い。さらにNTT西日本は、「学生割引」や「シニア割引」(いずれもすでに終了)、「フレッツ・ずっと割引」や「フレッツ・あっと割引」が適用されるため、最大で10%割引の月額3,870円で利用できる。またNTT西日本は、加入を希望するユーザの数に応じてエリアを拡大している。これらのことから、BフレッツにおいてはNTT西の増数の方が多くなったと見られる。
また、フレッツ・ADSLはNTT東西合計で408.9万契約になった。内訳は、NTT東日本が228.3万契約、NTT西日本が180.6万契約。
詳細は以下のとおり。
Bフレッツ
NTT東日本 | NTT西日本 | 合計 | |
2003年3月末契約数 | 11.1万 | 8.8万 | 19.9万 |
2003年度増数 | 31.5万 | 32.6万 | 64.1万 |
2004年3月末契約数 | 42.6万 | 41.4万 | 84.0万 |
2005年3月末契約数 (予測) |
102.6万 | 101.4万 | 204万 |
フレッツ・ADSL
NTT東日本 | NTT西日本 | 合計 | |
2003年3月末契約数 | 143.0万 | 112.7万 | 225.7万 |
2003年度増数 | 85.3万 | 67.9万 | 153.2万 |
2004年3月末契約数 | 228.3万 | 180.6万 | 408.9万 |
2005年3月末契約数 (予測) | 298.3万 | 250.6万 | 548.9万 |
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