先週のアクセス1位には、韓国の暗号資産取引所で起きた信じられないミスが入った。「キャンペーンとして約2000ウォン(約210円)相当のポイントやビットコインを提供するところ、249人に2000BTC(約280億円)をそれぞれ送付してしまった」という。
いいなあ! 280億円欲しい。でも、ミスで送金された金銭は日本でも韓国でも「不当利得」で、返金しなくてはならないようだ。
2022年、山口県の自治体が、コロナ給付金4630万円を1世帯に誤送金し、受取人がオンラインカジノに突っ込んで逮捕される大騒動があった。ミスで口座に反映されてもぬか喜び。返さなくてはいけない。でももし、自分に振り込まれたら……せめて一晩だけ、残高を眺めて妄想をふくらませてから返したい。
さて、きょう26年2月16日、25年分の確定申告の受け付けが始まった。自営業や、副業などで20万円以上の収入があった人などが対象。筆者は自営業なので、ガッツリ対象だ。つらい。
過去1年の収支を細かく仕訳したり、チェックしていく作業は、面倒で憂鬱で、申告不要のサラリーマンがうらやましくなる。ただ、ITの進化のおかげで、年を追うごとに少しずつラクになってきた。
まず、生成AIのおかげで、申告作業中に悩むことが減った。筆者はfreeeを使っているのだが、記帳時の迷いから「この機能はいったいどこにあるんだ?」というユーザーインタフェースの疑問まで、作業中に詰まることが多かった。
freeeにチャットサポートはあるのだが、24時間対応ではないし、確定申告時期は混雑して待ち時間が発生する。つながっても、詰まった部分を最初から説明せねばならず、解決までに時間がかかる。
そこで今年からは、GeminiやChatGPTといった外部のAIにガンガン聞くようにしてみたところ、かなり適切な答えが返ってくることが分かった。「freeeのこの機能はどこにあるのか?」といった、サービスごとの細かい質問にも、汎用の生成AIで正しい回答が得られるのだ。freeeにも「AIチャットサポート」機能があり、「以前より使いやすくなった」と評判を聞いている。
また、電子申告がどんどん便利になっている。筆者が独立した10年以上前は、紙の申告書を税務署に持って行ったり、郵送したりしていたのだが、今は、マイナンバーカードを使った電子申告により、“ワンポチ”で申告完了。「紙を手渡す」などの物理的な手応えがなくなったので、「本当に申告できたのかしら」と不安になるほどだ。
今回からは、「iPhoneのマイナンバーカード」による申告も可能になった。これまでは、スマホの電子申告でも、マイナンバーカードをiPhoneにかざして認証する必要があったのだが、マイナカードの電子証明書を登録しておいたiPhoneなら、物理カードを取り出す手間もなくなるらしい。ちなみにAndroidスマホでは既に対応している。
筆者の今年の申告作業はまだ始まったばかりだが、例年より早く終わらせられそうな気がしている。ありがとうITの進化。
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