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デノン、スタイリッシュなホームシアターシステム「550SD」シリーズ

» 2004年05月19日 18時03分 公開
[ITmedia]

 デノンは5月19日、ホームシアターシステム「550SD」シリーズを発表した。ラインアップは、AVレシーバー「AVR-550SD」、DVDプレーヤー「DVD-550SD」、この2製品をパックにした「ADV-550SD」、そして5.1chスピーカーシステム「SYS-550SD」の4製品。いずれも6月下旬に発売する。

photo ホームシアターシステム「550SD」シリーズ
製品名 概要 価格 発売時期
AVR-550SD AVレシーバー 5万8800円 6月下旬
DVD-550SD DVDプレーヤー 3万2550円 6月下旬
ADV-550SD レシーバー&プレーヤーパック 9万1350円 6月下旬
SYS-550SD 5.1chスピーカーパック 6万3000円 6月下旬

 「550SDシリーズ」は、昨年リリースしたAVコンポーネント「770SDシリーズ」と、スピーカーシステム「Lシリーズ」の後継。スリム&スタイリッシュというコンセプトを継承し、ブラッシュアップをくわえた。

photo AVレシーバー「AVR-550SD」。同機とDVDプレーヤーの「DVD-550SD」は、高さ65ミリの薄型ボディを採用している。ヘアラインを活かしたフロントパネルはもちろん、ノブなどにもアルミ素材を使用した

 AVレシーバーは、DTS-ESやドルビーデジタルEXといった6.1chサラウンドから、ドルビーデジタル、DTS(DTS 96/24含む)、AACといった5.1chフォーマット、最新の「ドルビープロロジックIIx」までフルに対応。再生するディスクや入力信号のフォーマットを判別し、最適なサラウンドデコードを自動的に選択する「オートデコード・モード」で利便性を向上させた。

 さらにドルビー研究所の「ドルビーバーチャルスピーカー機能」や「ドルビーヘッドホン機能」により、フロント2chやヘッドホンでもサラウンド感を楽しめる。アンプ部は、1chあたり100ワットの6chアンプで、全チャンネルにバナナプラグ対応のスピーカーターミナルを採用した。

 外部入力端子は6系統。オーディオ関連では、アナログ×4系統、光デジタル×2系統、同軸デジタル×1系統、6ch外部入力×1系統。オーディオ出力端子は、アナログ×2系統、光デジタル×1系統、スーパーウーハー用プリアウト端子×1系統、サラウンドバック用プリアウト(ステレオ)×1系統だ。

 一方のビデオ関連は、入力端子がコンポジット×3系統、S端子×3系統、D端子×2系統。出力端子は、コンポジット×1系統、S端子×1系統、モニター出力用のコンポジット×1系統、S端子×1系統、D端子×1系統となっている。

 本体サイズは434(幅)×331(奥行き)×65(高さ)ミリ。重量は約2.3キロ。

photo DVDプレーヤー「DVD-550SD」。

 一方の「DVD-550SD」は、NTSC/PAL両対応のプログレッシブ回路を搭載したDVDプレーヤーだ。コダックのピクチャーCDやCD-R/-RWに書き込んだJPEG画像、MP3/WMAの再生にも対応している。

 ビデオ出力は、D2端子とコンポジット/S端子。オーディオ出力は、2系統の光デジタル出力とアナログコンポジット。本体サイズは434(幅)×307(奥行き)×65(高さ)ミリ。重量は約2.3キロとなっている。

photo 5.1chスピーカーシステム「SYS-550SD」

 「SYS-550SD」は、550SDシリーズ用にデザインを統一した5.1chスピーカーシステムだ。フロント/センター/サラウンドスピーカーは、アルミキャビネットを採用したコンパクトなブックシェルフ型で、エンクロージャーには押し出し成型したアルミ材を使用し、定在波を起こりにくくするとともに、スリムな形状を可能にした。

 一方のスーパーウーハーは、100ワットアンプ内蔵のバスレフ型。「LF DIRECTモード」を搭載し、クロスオーバー、レベルコントロール回路をパスすることで、よりソースに忠実な低域再生を可能にするという。

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