三洋電機は5月20日、大容量HDDを搭載したAV一体型HDDカーナビ“HD・MMナビ”「NVA-HD1000」を7月1日から発売すると発表した。価格は27万3000円(税込み)。
HDDカーナビ、DVD/CD/MDプレーヤー、モニター、TVチューナーなど各種AV機能を2DINサイズに収め、カーナビ/映像メディア/オーディオが1台で楽しめるAV一体型ナビゲーションの新製品。30Gバイトの大容量HDDを搭載しており、データ量の大きなリアル3D画像の地図表示などにも対応。HDD内の収録データは詳細市街地図1425エリア、電話番号検索4100万件、住所番地検索3000万件など、カーナビとしての基本性能のほか、全国300カ所のドライブコースを紹介する「おすすめドライブナビゲーター」を収録。また、将来的な地図データの大容量化にも対応する。
また、音楽データ蓄積機能「ミュージックストッカー」を新たに搭載。CDの音楽データを圧縮変換することで、HDD内に最大3000曲を録音できる。録音の圧縮方式はATRAC3を採用。CDDBの楽曲データベース(30万曲分)をHDD内に収録してあり、録音時にアルバムタイトルやアーチスト名を自動記録。新たなCDDB楽曲データは、同社ホームページで更新可能。
16倍速のCD読み取りに対応したドライブユニットと高速処理対応の独自開発DSPにより、最大12倍速というスピードでCDからの録音(リッピング)が行える。「60分CDの録音が約7分(平均約8.5倍速)で可能。最大12倍速リッピングは業界最速」(同社)
DVDプレーヤーは、DVDビデオのほかにDVD±R/RWメディアに対応。家庭用DVDレコーダーで録画した番組などを車内で楽しむことができる(DVD±RWはビデオモードでファイナライズ処理したメディアのみ再生可能)。そのほか、CD-R/RWに記録したMP3データの再生も可能なほか、MDドライブ部はMDLPに対応している。
また、地上デジタルTVチューナー接続用端子を本体に装備。同社が今後発売予定の車載用地上デジタルTVチューナーを接続することで、車内で地上デジタル放送を視聴することができる。
モニターは6.5V型ワイドTFT液晶(約33万7000画素)で、アンプ部の最大出力は50ワット×4(16V/4Ω)。サイズは178(幅)×100(高さ)×160(奥行き)ミリで重さは約3キロ。車載接続ケーブル/GPS外部アンテナ/TVフィルムアンテナを同梱する。
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