三洋電機は、FMチューナーやMP3/WMA再生機能を搭載した多機能なボイスレコーダー「ICR-RS175M」(愛称:DiplyTalk)を7月1日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭では3万円弱で販売される見込みだ。
ボイスレコーダー機能では、128Mバイトの内蔵メモリに最大約17時間の録音が可能(LPモード、モノラルで16Kbpsの時)。FMチューナーの受信周波数は76M〜90MHz(TV1〜3含む)で、各ラジオ局を受信エリアごとにプリセットした「エリアバンド機能」や、JR東海道新幹線車内で放送されている局をセットした「JRモード」も搭載した。FM放送もMP3フォーマットで録音することができる。
録音モード | ビットレート | 録音時間 |
---|---|---|
HSモード | 128Kbps | 約2時間(ステレオ) |
HQモード | 64Kbps | 約4時間(ステレオ) |
SPモード | 32Kbps | 約8時間(ステレオ) |
LPモード | 16Kbps | 約17時間(モノラル) |
録音データや音楽ファイルは、付属のUSBケーブルでやり取りする。マスストレージクラスに対応しているため、Windows ME以降のパソコンなら接続するだけで利用可能。内蔵メモリを外付けストレージとして使うこともできる。なお、Windows 98/98SE用ドライバも三洋電機のWebサイトで配布する予定だ。
電源は単4アルカリ乾電池×2本。録音なら13時間30分、再生だけなら21時間(ヘッドホン使用時)、ラジオ受信では17時間(ヘッドホン使用時)の連続使用が可能になる。
本体サイズは、本体サイズは29.2(幅)×117.6(高さ)×14.5(厚さ)ミリ、重量は56グラム。パッケージにはインナーイヤー型のステレオヘッドホンとUSBケーブル、アルカリ乾電池などが同梱される。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR