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ソニー、ホームシアターにも使える液晶データプロジェクター

» 2004年06月29日 21時09分 公開
[ITmedia]

 ソニーは6月29日、液晶データプロジェクター新製品5機種を発表した。ホームシアター向けにも使えるコンポーネント端子搭載機種もラインアップしている。それぞれオープン価格で、実売予想価格と発売日は以下の通り。

機種名 実売予想価格 発売日
VPL-ES2 14万円前後 9月11日
VPL-CS7 17万円前後 9月11日
VPL-CX70 25万円前後 8月7日
VPL-CX75 33万円前後 8月7日
VPL-CX80 35万円前後 8月7日
VPL-CX75

 5機種とも、電源を入れると自動でレンズプロテクターが開き、前回投影時と同じ投影角度に調整、台形ゆがみも補正するインテリジェントオートセットアップ機能を装備。ドットずれやゴーストを補正する「スマートAPA」も搭載した。

 「VPL-ES2」は5機種の中で唯一、コンポーネント専用入力(RCA端子)を装備した。画質モードは「プレゼンテーション」のほか、「リビング」「シネマ」などホームシアター向けを搭載している。

 ES2と「VPL-CS7」は、0.62インチ(800×600ピクセル)のポリシリコンTFT液晶パネルと、1.2倍のマニュアルズームレンズを搭載。輝度はES2が1500ANSIルーメン、CS7が1800ANSIルーメン。

 両機種ともに、Sビデオ、アナログRGB/コンポーネント(HD-Dsub15ピン)、コンポジット、ステレオ音声入力端子を装備した。CS-7はアナログRGB出力端子も備える。

 サイズは295(幅)×78(高さ)×238(奥行き)ミリで、重さはES2が約2.8キロ、CS7が約2.9キロ。

 「VPL-CX70」「VPL-CX75」「VPL-CX80」はそれぞれ、0.79インチ(1024×768ピクセル)のポリシリコンTFT液晶パネルと、1.2倍の電動ズームレンズを搭載した。CX75とCX70はオートフォーカス機能も備える。

 輝度はCX80が3000ANSIルーメン、CX75が2500ANSIルーメン、CX70が2000ANSIルーメン。

 CX75は、ワイヤレス投影機能「Air Shot」を装備した。付属ソフトをインストールしたPCに、同梱の「USBワイヤレスLANモジュール」を装着すると、PCがプロジェクターを自動的に認識、無線LANで映像を送信する。PowerPointをワイヤレスで操作できるレーザーポインターが付属する。

 3モデルともコンポジット、Sビデオ、オーディオ(ステレオミニ)、アナログRGB/コンポーネント(HD-Dsub15ピン)入力端子や、USB端子を各1備えた。CX80はRS-232C端子やアナログRGB出力端子を備える。

 サイズはCX70とCX75が328(幅)×92.6(高さ)×283.8(奥行き)ミリで重さは約3.8キロ、CX80が298(幅)×69(高さ)×243.5(奥行き)ミリで、重さは約2.9キロ。

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