欧州版Music Storeの開設、1億曲ダウンロードキャンペーンと、日本市場を取り残したままの話題が続くAppleの「iTunes Music Store」だが、一足先に世界デビューを果たした日本人ミュージシャンがいる。今、何かと話題の布袋寅泰が米国版iTunes Storeに登場したのだ。
iTunes Music StoreのトップページにあるExclusivesコーナーで、布袋寅泰の“Electric Samurai”がフィーチャーされている(7月7日時点)。Amazon.comで販売されている輸入版は28.99ドルという高値が付けられており、それが9.99ドルで入手できるとすれば、かなりのお買い得だ。
年内スタートとの声はありながらも、iTunes Music Storeの日本での立ち上げはいまだに見通しが立っていないという。坂本龍一、喜多郎などのニューエイジ系、渡辺貞男などジャズ系、少年ナイフなど一部熱狂的なファンを持つミュージシャンはiTunes Storeでも取り上げられているが、Exclusivesで正面切って取り上げられるのは、“Electric Samurai”がおそらく初めて。世界デビューを果たすミュージシャンは続くか? その前に日本版音楽ストアは?
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