デノンは、DVDプレーヤー3機種を7月下旬から順次発売する。マルチチャンネル音声出力に対応したHDMI端子を業界で初めて装備したユニバーサルプレーヤー「DVD-3910」もラインアップした。
DVD-3910は7月下旬発売で、16万8000円(税込み、以下同)。DVD-Video、DVD-Audio、SACD、音楽CDや、DVD-R/RW、CD-R/RWに記録したMP3/WMA/JPEGファイルの再生が可能。
HDMI端子を装備し、1本のケーブルで映像と音声のデジタル伝送が可能。2ch、マルチ、LPCM対応マルチの3種類の出力に対応する。HDCP対応DVI-D端子も搭載した。
HDMIとDVI-I端子は、480pの映像信号を720pや1080iにアップコンバートして出力可能だ。
ビデオDACは216MHz/12ビット。独自技術「D.D.V.C.」や、輪郭を自然に補正する「DPIコレクション機能」、ノイズを除去する「スーパーサブエイリアスフィルター」などにより高画質化している。
オーディオ部には、独自のアナログ波形再現技術「AL24 Processing Plus」を採用。全チャンネルの解像度を24ビット相当に高めた。
動作を安定化させるため、本体は防振構造を採用した。
インタフェースはHDMI、DVI-D、コンポーネント、D2、コンポジット、S映像、光デジタル音声、同軸デジタル音声、アナログ音声、5.1chアナログ音声、DENONLINK、IEEE 1394を備えた。
サイズは434(幅)×137(高さ)×403(奥行き)ミリで、重さは9.3キロ。
「DVD-2910」(8月中旬発売、9万4290円)は、DVD-3910からAL24 Processing Plusなど一部機能やDENON LINK端子、i.LINK端子などを省略し、防振構造も省いて低価格化したモデル。
216MHz/12ビットのビデオDACを装備し、マルチチャンネルオーディオ対応のHDMI端子を搭載するなど、そのほかの仕様はDVD-3910とほぼ同じ。
サイズは434(幅)×101(高さ)×322(奥行き)ミリで、重さは5.5キロ。
低価格モデルの「DVD-1910」(8月下旬発売、4万6200円)は、DVD-Video、音楽CDや、DVD-R/RW、CD-R/RWに保存したMP3/WMA/JPEGファイルの再生が可能。
54MHzビデオDAC、192kHz/24ビットのオーディオDACを搭載した。
インタフェースはHDCP対応DVI-D、D2、S映像、コンポジット、光デジタル音声、同軸デジタル音声、アナログ音声。
サイズは435(幅)×75(高さ)×220(奥行き)ミリで、重さは2.1キロ。
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