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東芝初のVHS一体型HDD&DVDレコーダー

» 2004年07月21日 17時58分 公開
[ITmedia]

 東芝は、同社初のVHS一体型HDD&DVDレコーダー「RD-XV33」を8月下旬に発売する。オープン価格で、実売予想価格は9万円前後(税込み)。

 HDDとDVDに加え、VHSにも録画可能な、“3in1”レコーダー。松下電器産業、シャープ、ビクターに次いで、東芝RDシリーズのラインアップにも加わった。

 HDD容量は160Gバイトで、最大284時間録画可能。カートリッジタイプのDVD-RAMに対応したDVD Multiドライブを搭載する(DVD-RWへの録画はVideoモードのみ)。HDD/DVD/VHSそれぞれの双方向ダビングが可能だ。

 VHSテープの録画時間を計測し、DVDメディア1枚分にぴったりおさまる画質でダビングできる機能や、テープを頭出ししてからHDD/DVDに録画する機能を備えた「V・RDエンジン」を搭載した。VHSの再生・録画時は3次元デジタルノイズリダクション機能が働く。

 HDD/DVDから、ダビングしたいタイトルを選んでVHSに録画できる「見るナビ」機能、他社製DVDレコーダーやPCで録画したDVD-R/RWのタイトルをHDDに録画できる「ラインUダビング」機能も備えた。

 CPRMに対応し、コピーワンスコンテンツのHDD/DVDへの録画が可能。ムーブはHDDからDVD-RAMのみ対応する。

 地上アナログ放送対応チューナーを1基搭載した。HDD/DVD/VHSへの同時録画はできない。DVD/VHSへはGコードによる予約録画が可能だが、VHSはマニュアル録画のみ対応し、予約録画は不可能。

 初心者でも簡単に利用できるというナビ機能を搭載した。

 IEEE 1394端子を備え、DV映像をHDD/DVDにダビング可能だ。D端子、S端子からのVHS映像出力が可能なため、TVとの接続を簡略化できる。入力端子はS映像×3など、出力端子はD2×1、S映像×1、コンポジット×2、光デジタル音声×1などを搭載した。

 サイズは430(幅)×97(高さ)×355(奥行き)ミリで、重さは7.2キロ。

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