インフォプラントが提供するデータサービス「C-NEWS」は、「アテネ五輪」に関する調査を同社アンケートパネルに対し実施、その結果を発表した。全国の10歳以上の1500人(男性750名、女性750名)からの回答を集計したもので、調査期間は6月29日から30日。
これによると、「アテネ五輪の生中継やニュースを見るために、買いたいと思う家電・モバイル機器がある」と答えたのは全体の7.3%。「ある」と回答したのは女性よりも男性が多く、年代別に見ると男性の50歳以上が10.7%と最も高く、次いで男性の40歳代9.3%だった。
(単位%) | ある | ない |
---|---|---|
全体 | 7.3 | 92.7 |
男性計 | 8.8 | 91.2 |
男性10代 | 8.0 | 92.0 |
男性20代 | 8.7 | 91.3 |
男性30代 | 7.3 | 92.7 |
男性40代 | 9.3 | 90.7 |
男性50歳以上 | 10.7 | 89.3 |
女性計 | 5.7 | 94.3 |
女性10代 | 2.7 | 97.3 |
女性20代 | 6.7 | 93.3 |
女性30代 | 6.7 | 93.3 |
女性40代 | 5.3 | 94.7 |
女性50歳以上 | 7.3 | 92.7 |
「買いたい機器がある」と答えた人に、購入予算を聞くと、「10万円」と答えた人が最も多く34.6%、次いで「5万円以下」(26.2%)、「20万円」(10.3%)と続く。30万円以上の金額を予定している人も合計で18%以上おり、内100万円以上と答えたリッチな人も3.7%いた。
具体的に買いたい機器を自由回答で聞いた結果では、「HDD/DVDレコーダー」と「プラズマテレビ」や「液晶テレビ」などの「薄型テレビ」がそれぞれ4分の1程度で、「HDD/DVDレコーダー」と「薄型テレビ」で半数以上を占めた。ほかには「衛生放送機器」「テレビ機能付携帯電話」などの回答が挙がっている。
また、アテネ五輪の生中継やスポーツニュースを見ることで普段の生活に「プラスの影響がある」と回答した人は27.7%、「マイナスの影響がある」と回答した人は19.0%。年代別に見ると、プラス影響があると回答した比率が高かったのは、50歳以上の女性および20代の男性の各34.7%がトップで、次いで男性30代の30.7%、男性10代の29.3%と続く。「マイナス影響がある」と答えた中で比率が高いのは、男性40代と男性20代の28.0%、男性10代の22.0%。男性40代は「プラス影響あり」と回答した人が最も少なく(19.3%)、働き盛りの男性にとって連日、深夜のテレビ観戦はキツイのかも?
ちなみに、「アテネ五輪」のオフィシャルパートナー(公式スポンサー)として認知されている企業をたずねる質問では、「ミズノ」(44.5%)「コカ・コーラ」(42.5%)「ユニクロ」(35.3%)などが認知率が高く、IT関連企業では「NTTドコモ」が17.0%で9位、Yahoo!JAPANが14.8%で10位だった。
設問はほかに「関心がある教義・イベント」や「活躍を期待している日本人選手」など多岐にわたっており、同社ではアテネ五輪終了後にも調査を実施し、関心度の変化を把握していく予定だ。
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