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iPod Mini2週連続トップ。東芝の新型gigabeatも新たにランクインシリコンオーディオ販売ランキング(2004年7月12日〜2004年7月18日)

» 2004年07月26日 13時20分 公開
[渡邊宏,ITmedia]
順位 前回 メーカ名 型番 発売年月日 標準価格
1  1 APPLE IPOD MINI 2004/7/24 オープン
2  4 ソニー NW-HD1 2004/7/10 オープン
3  3 APPLE M9244J/A 2003/9/13 オープン
4  2 APPLE M9460J/A 2004/1/7 オープン
5  5 IRIVER IFP-890 2004/5/1 オープン
6  6 APPLE M9245J/A 2003/9/13 オープン
7  7 ソニー VGF-AP1 2004/6/5 オープン
8  9 シーグランド XB400-256MB 2004/1/31 オープン
9  11 東芝 MEG050 2004/7/1 オープン
10  8 RIO JAPAN RIO SU30 256 2003/5/1 オープン

この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています

 いよいよ発売の開始されたiPod Miniが先週に引き続き首位をキープ。24日の発売日には、東京・銀座のアップルストアに1500人の行列ができる騒ぎになった。量販店の店頭や通販をチェックしてみても在庫僅少、あるいは在庫切れのところが多く、まだまだ首位をキープしそうな勢いだ(問題は製品をどれだけ供給できるかだが……)。

 その他のiPod(M9244J/A、M9460J/A、M9245J/A)も相変わらず人気。ただ、駆動時間を延長しクリックホイールを搭載した新型iPod(M9282J/A、 M9268J/A)は既に発売されているにもかかわらず、iPod Miniに注目を奪われたせいか今回はランク入りせず。既にApple Storeでは、販売機種がiPod Mini+新型iPodに入れ替わっていることもあり、しばらくすればこちらもランクインすることは間違いないだろう。

 今回新たにランクインしたのが、東芝のgigabeatG5(MEGO50)。gigabeatG5は第4世代となるgigabeatの中でも5GバイトのHDDを搭載したモデルで、外形寸法は76.5(幅)×89.5(奥行き)×12.7(厚さ)ミリとMDジャケットをほんの少し大きくしたサイズ。

photo gigabeatG5。USBバスパワーによる充電が可能になったほか、「ホワイティッシュシルバー」「クリスタルブルー」と「サンセットオレンジ」のカラーバリエーションが用意されている(「クリスタルブルー」と「サンセットオレンジ」は数量限定)。対応ファイル形式はWMA(32k〜192kbps)/MP3(32k〜320kbps)/WAVで、約1200曲の収録が可能(WMAまたはMP3/128kbps・1曲4分で計算)

 このgigabeat、マイクロソフトの著作権保護機能「Windows Media DRM」に対応しており、Excite Music StoreOCN MUSIC STOREListen Music Storeといった複数の音楽配信サイトから購入した曲を転送して楽しめるのが大きな特徴。

 米国におけるiPodのヒットに、1曲99セントからというiTunesの音楽配信サービスが果たした役割は大きいが、iTunesの日本語版の開始は未定。音楽配信サービスの利用を考えると、現時点で複数の配信サービスに対応しているgigabeatのアドバンテージは大きい。

 gigabeatG5は、そのサイズ・価格帯を考えると、iPod Miniがライバルになると予想される。本体サイズではgigabeatG5の方がやや大振りなものの、HDD容量はこちらの方が大きく、価格はほぼ同レベル(gigabeatG5の実売想定価格は2万9800円、iPod Miniは2万8140円)。

 機能面では、音楽配信サービスへの対応や連続駆動時間(gigabeatは11時間、iPod Miniは8時間)やリモコン付属(iPod Miniは別売り)、WMA対応などgigabeatならではの特徴も数多い。

 今のところ2週連続トップのiPod Miniへの挑戦者になりそうなのは、新型iPod、もしくはソニーのHDDウォークマン「NW-HD1」だが、gigabeatG5がどこまで上位に食い込めるかも注目だ。

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