JANISは、「LR(ロングリーチ)VDSL」を利用した最大で下り60Mbps/上り10Mbpsのサービス「ウルトラ60Mコース」を8月から開始する。
あらたに採用されたロングリーチVDSLは、これまでマンションやビルなど構内での利用が想定されていたVDSLの到達距離をADSL並に伸ばした技術。1.5km程度までは最大60Mbps/上り10Mbpsのフルスペックで、2.5kmまでの中距離では周波数帯域を徐々に狭くし、2.5km以上ではADSLと同一の周波数帯域を利用するという自動調整機能がある。
また、ADSLの上り周波数と重ならないように下りでは138KHz以上の周波数帯域を利用し、速度の低下を防いでいる。ほか、ITU-T G.933.1に準拠しており、ADSLの機能もすべて実現される。
サービスは、8月に伊那有線の各局を皮切りに開始。ほかの有線局舎にも拡大したのち、9月にはNTT局舎でも提供され順次拡大していく。料金は、有線放送回線が月額4,095円、NTT回線が月額4,200円(ともに税込み)。いずれも、回線使用料金やモデムのレンタル料金を含んでいる。
通信速度:下り60Mbps/10Mbps
利用料金:月額4,095円(有線回線)/月額4,200円(NTT回線)
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