C-NEWSは、自分名義の自家用車でETCを利用している18歳以上のインターネットユーザー300人を対象に、ETCに関するアンケート調査を行った。
これによると、ETC車載器を購入した1番の理由は「料金所の支払いがスムーズになるから」がトップで35.0%、次いで、「政府の料金優遇策があったから」16.3%、「車の買い換えのタイミングだった」13.0%、「機器本体が安くなったから」11.3%と続く。
また、購入後、利用して感じた最大のメリットは「スムーズな料金所の通過」が半数以上の54.7%、「割引」24.0%、「渋滞での優越感」18.7%と続き、「特にない」は1.7%。逆にデメリットは、「専用レーンが少ない」が54.3%と最も多く、次いで「特にない」が16.0%で、「料金所をスムーズに通れない」10.3%、「ETC車載器の代金が高速道路の割引額より高かった」7.3%という結果に。
次回買い換える際もETC車載器を「付ける」が84.0%で「付けない」の4%を大きく上回り、おおむねユーザーの満足度は高いようだ。
取得データをもとに、ETC車載器購入時期別に購入の理由をまとめてみると、「車の買い換えのタイミングだった」と回答したユーザーは、2年以上前の購入では、8.0%だが、6カ月以内の購入では15.4%に上昇している。ガリバー自動車流通研究所の鈴木詳一所長は、「今後のETC普及には、新車時に標準装備とするなどの施策も含め、車買い換え時のETC購入率がどれだけ上昇するかが普及の鍵となるのではないか。」と見ている。
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