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「インチ4000円台」の小型液晶テレビで変わるライフスタイル液晶テレビ/モニター販売ランキング(2004年8月9日〜2004年8月15日)

» 2004年08月20日 18時21分 公開
[西坂真人,ITmedia]
順位 前回 メーカー名 型番 発売年月日 標準価格
1  1 シャープ LC-13S1 2003/9/1 68000
2  4 東芝 14LS20 2004/5/1 オープン
3  3 シャープ LC-26GD1 2004/3/17 420000
4  2 シャープ LC-32GD1 2004/2/16 530000
5  5 シャープ LC-20S2 2003/8/8 147000
6  6 ソニー KLV-14AP2 2004/4/20 オープン
7  8 ソニー KLV-20SP2 2004/4/1 オープン
8  7 シャープ LC-32GD4 2004/7/8 500000
9  11 ソニー KLV-20AP2 2004/4/20 オープン
10  10 松下電器産業 TH-14LA2 2004/3/20 オープン

この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています

 8月第3週の液晶テレビ/モニター販売ランキング(GfK Japan提供)では、“液晶のシャープ”の面目躍如とばかりにトップ10の半分がシャープ製で占められた。

 1位のシャープ「LC-13S1」は13型液晶テレビで実売5万円前後という低価格が魅力。30インチ以上の大型フラットパネルテレビでは「インチ1万円」が普及のターニングポイントと言われて久しいが、この13型はすでに「インチ4000円」を切っているのだ。

 だが、LC-13S1の上を行くコストパフォーマンスで人気急上昇なのが、5月に発売されたばかりの東芝“beautiful Face”「14LS20」。こちらはなんと14型で実売4万5000円前後と「インチ3000円」に迫る激安ぶり。

 同サイズでは、6位のソニー「KLV-14AP2」(実売5万円前後)や10位の松下電器産業「TH-14LA2」(実売5万5000円前後)なども“インチ4000円台”のライバル。14型テレビというと、昔からパーソナルテレビの代表的なサイズだが、このぐらいの値段になれば「ブラウン管よりも……」と考えるのも納得がいく。

 このような小型液晶テレビは、ブラウン管テレビからの置き換えとともに、薄型軽量のメリットを生かして、ベッドサイドやキッチンといった従来テレビが置けなかったスペースに設置されるケースも増えているという。

 なるほど14型ぐらいのサイズなら、雑誌を開いて立てかける程度のスペースで十分設置できるし、重さも4キロ前後なので部屋から部屋への移動なども難なくこなせる。価格もこなれてきた小型液晶テレビは、われわれの生活スタイルを大きく変えていくかもしれない。

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