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オンライン音楽配信サービス、実際の利用経験者は1割未満

» 2004年08月30日 17時20分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は8月30日、音楽配信サービスに関する意識調査の結果を発表した。同調査は、音楽に関心のある15〜49歳のインターネットユーザー400名を対象に実施された。

 これによると、携帯の着メロ以外で楽曲をPCにダウンロードできるオンラインの有料音楽配信サービスを使って、「楽曲を購入したことがある」と回答した人は全体の6.5%だった。

 一方で、「サイトにアクセスしたことはあるが、購入したことはない」人は4割弱、「サービスは知っているが、サイトにアクセスしたことはない」が5割弱と、ほとんどの人がサービスを認識しているにもかかわらず、利用率は著しく低いことがわかった。

 「アクセスしたことはあるが、購入したことはない」人に理由をたずねたところ、「料金が高いから」が5割半ば、「クレジットカード番号の入力などセキュリティー面で不安があるから」と「CDジャケットや歌詞カードを含む『作品』として欲しいから」がいずれも3割強になった。また、「サービスは知っているが、サイトにアクセスしたことはない」理由としては、「有料だから」や「システムがよくわからない」などが目立ったという。

 今後の利用意欲は、「利用したい」が3割、「利用したくない」、「わからない」が各3割半ばと意見が割れた。

 「利用したい」理由は、「手軽に自宅で利用できるので」や「欲しい曲だけ買えて便利」、「利用したくない」理由としては、「パソコンで音楽を聴くことが少ない」「音質が悪いと評判だから」「面倒だから」などが挙がっている。

 このほか、音楽CDの年間購入数と年間レンタル数に関しても質問を行い、年間購入数は「5枚以下」が全体の7割強、年間レンタル数は「0枚」がもっとも多くて3割弱、「1枚〜5枚」と合わせると「5枚以下」が5割を超えた。

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