リオ・ジャパンは、1インチ・5GバイトのHDDを搭載した携帯オーディオプレーヤーとしてはクラス最軽量の88グラムとなる「Rio Carbon」を発表、10月中旬より販売を開始する。価格はオープンだが、同社Web販売サイト「Rio eStore」での価格は2万9800円。
Rio Carbonのサイズは62(幅)×83(高さ)×15.5(奥行き)ミリ。ファイル形式はWMA/MP3/Audibleの各形式に対応するほか、Windows DRMにも対応しているので「Excite Music Store」や「Listen Music Store」などの音楽配信サービスを利用することもできる。
電源はリチウムイオン充電池を内蔵し、連続再生時間は約20時間。約2500曲の収録が可能なほか(1曲4分/ビットレート64kbpsのWMAファイルによる概算)、ボイスレコーダーとして使用した場合には約3300時間の収録が可能。
本体は滑らかな曲面を中心に仕上げられており、背面は鏡面仕上げ。前面には日本語も表示できるバックライト付き液晶が搭載されている。液晶下部には再生・停止・早送りなどのコントロールを行うボタンがある。
PCとの接続インタフェースにはUSBを使用し、対応OSはWindows 98SE/Me/2000/XPおよびMac OS X 10.2以上。添付ソフト「Rio Music Manager」によるCDのリッピング・転送が可能なほかiTunes用プラグインも添付されており、このプラグインを利用することによって、iTunesに収録されている楽曲をRio Carbonに転送することができる(転送できるのはMP3ファイルのみ。ACCについては再変換が必要)。
製品名 | Rio Carbon |
---|---|
カラー | シルバー |
内蔵HDD | 5GB(1インチ) |
対応フォーマット | WMA、MP3、Audible |
サイズ | 62.0(幅)×83.0(高さ)×15.5(幅)mm(最大値) |
重量 | 約88g(内蔵充電池含む) |
電源 | 内蔵リチウムイオン |
連続再生時間 | 約20時間 |
PCとのインタフェース | USB |
その他 | リムーバルディスク対応、オートシンクロ、音声録音、イコライザー、日本語表示対応など |
付属ソフト | Rio Music Manager、Windows Media Player 9、iTunesプラグイン |
Rio Carbonと同時に発売される「Rio Forge」は128/256Mバイトのシリコンストレージを搭載するオーディオプレーヤー。アームバンドが標準で添付されており、ジョギングやジムでのトレーニング中にも音楽を楽しみたいユーザーに向けた製品。価格はオープンだが、同社Web販売サイト「Rio eStore」での販売価格は128Mバイト版が1万5800円、256Mバイト版が1万9800円。
対応するファイル形式や音楽配信サービスへの対応はRio Carbonと同一だが、SD/MMCスロットを備えており、最大で1.25Gバイトまでの容量拡張を施すことができる。FMラジオも搭載されており、256Mバイトモデルではエアチェックも可能。
製品名 | Rio Forge |
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カラー | レッド(128Mバイト)、シルバー(256Mバイト) |
外部メモリ | SDカード(1Gバイトまで検証済み)、MMC(128Mバイトまで対応) |
対応フォーマット | WMA、MP3、Audible |
サイズ | 68.2(幅)×68.0(高さ)×22.5(幅)mm(最大値) |
重量 | 約50g(内蔵充電池含む) |
電源 | 単4アルカリ電池 |
連続再生時間 | 約20時間 |
PCとのインタフェース | USB |
その他 | リムーバルディスク対応、オートシンクロ、音声録音、イコライザー、日本語表示対応など |
付属ソフト | Rio Music Manager、Windows Media Player 9、iTunesプラグイン |
「最近ではデジタルオーディオプレーヤーも珍しい物ではなくなった。全体としてみれば、今年度末の販売実績は150万台に達するかもしれない」「来年にはMDとの立場を逆転できると考えている。Rio Carbonで先行するiPod miniに追いつき、追い越したい」(同社ゼネラルマネージャー 矢野間也寸志氏)
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