リオ・ジャパンが満を持して投入するのが、「クラス世界最小・最軽量」というHDDオーディオプレーヤー「Rio Carbon」。約88グラムという軽量な本体に5GバイトのHDDを搭載し、なおかつ20時間の連続再生を可能にした注目の製品だ(なお、今回のレビューは英語版を利用して行ったことをお断りしておく)。
同社は以前からHDD/シリコンストレージを問わず、数多くのポータブルプレーヤーを手がけており、HDD搭載タイプとしては「Rio Karma」や「Rio Nitrus/-S」といった製品をリリースしている。
新製品「Rio Carbon」のデザインは「Rio Nitrus」を連想させる滑らかな曲線で構成されており、小ぶりなボディサイズと相まって、手のひらにシックリと収まる。
サイズは62.0(幅)×83.0(高さ)×15.5(厚さ ミリ・最大値)。重さはわずか約88グラムと小型軽量だ。ライバルとなるiPod miniのサイズは50.8(幅)×91.4(高さ)×12.7(厚さ)・103グラム。並べてみると、本製品の方が一回り小さく感じる。本体右上には「音量調節ダイヤル」が、左上には「電源ボタン」が配置されており、本製品を右手に持つとちょうど親指の腹に前者が、人差し指には後者がフィットする。
音量調節ダイヤルの下にはメニューボタンがあり、そこから各種設定やボイスレコーダー、イコライザーといった機能を呼び出すことができる。各メニューを呼び出した後は、音量調節のダイヤルで項目を選択。ダイヤルを押し込むことで選択した項目の決定となり、直感的な操作が可能だ。
再生や停止といった基本動作は液晶下部に位置するボタンから行う。ボタンの感触は携帯電話のカーソルキーよりもやや深めといった感じで、しっかりと押し込める。
ただし、本体の小ささのせいか、操作時に手のひらからこぼれ落ちてしまいそうになることがあった。慣れの問題もあるかと思うが、もう少し、本体中心部よりの部分にボタンが配置されている方が個人的には好ましく感じた。
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