ITmedia NEWS >

フロント4本で5.1chサラウンド ビクターのDVD/MDシステム

» 2004年09月17日 15時46分 公開
[ITmedia]

 日本ビクターは、フロントスピーカー4本で5.1chサラウンドを楽しめるというDVD/MDシステム「NX-DV3-W」を11月1日に発売する。オープン価格で、実売予想価格は6万3000円円前後(税込み)。

プレーヤー部は高さ80ミリの薄型ボディを採用。TVラックにも収納しやすくした

 新開発のサラウンドシステム「√4」を搭載した。フロントセンターに配置した2本の小型スピーカーに、センター信号とサラウンド信号を入力。左右のメインスピーカーにL/R信号とサブウーファー信号を入力して5.1ch再生する。

 リアスピーカー不要でコンパクトな5.1chシステムが構築できる。従来の2chスピーカーを使ったバーチャルサラウンドシステムよりも試聴エリアが広く、セリフも明瞭に聞き取れるという。

 本体部には、DVDプレーヤー、MDプレーヤー、FM/AMチューナーを搭載した。DVDプレーヤー部はDVD-Audio、DVD-Video、DVD-R/RW(Video形式)、音楽CD、ビデオCD、CD-R/RWに保存したMPEG-2/1、CD-DA、MP3、WMA、JPEGファイルの再生が可能だ。

 独自の高音質デジタルアンプ「DEUS」を採用した。実用最大出力は30ワット×4ch。Dolby Digital、DTS、Dolby Pro Logic II、AACデコードに対応した。

 メインスピーカーは11センチ径のコーン型ウーファーと4センチ径のツイーターを搭載。センター/サラウンドスピーカーは6センチ径のコーン型。

 出力端子はD2、S2、コンポジット、光デジタル、サブウーファープリアウト、ヘッドフォンを各1、入力端子はアナログ音声×2、光デジタル音声×1を装備した。

 本体サイズは260(幅)×80(高さ)×358(奥行き)ミリで、重さは約3.8キロ。フロントスピーカー(1本)は125(幅)×251(高さ)×188(奥行き)ミリで、重さは約2.1キロ、センター/サラウンドスピーカー(同)は120(幅)×70(高さ)×93(奥行き)ミリで、重さは約450グラム。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.