BCN総研は10月1日、家庭内無線LANの普及実態と屋外利用に対する意識調査の結果を発表した。調査は、同社Webサイト上でのアンケート形式にて行われ、回答数は1791件(男性:66.6%、女性:33.4%)だった。
これによると、家庭内でLANを利用している人は57.3%で、そのうち無線LANを利用している割合は42.2%と半数以下だった。
また、自宅で無線LANを利用していると答えた人を対象に、ホットスポットやフリースポットなどの屋外スポットについてたずねたところ、認知率は84.3%と高い割合を示しながらも、利用経験者はわずか14.8%に留まった。利用していない理由としては、「屋外利用の必要性がないから」と「近隣にスポットがないから」が突出したという。
なお、同社で2003年8月の販売台数を元にした無線LANの販売動向では、アクセスポイント単体は停滞傾向だが「LANカード」「アクセスポイント+LANカード」のセット商品は変動を伴いながらもプラス成長を続けているという。また、PCの無線LAN機能搭載率の推移は、ノートPCで伸びており、2003年9月では21.5%だったが2004年6月には45.6%に達するなど、台数ベースでは着実に普及している結果が窺える。
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