インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は10月14日、インターネットに関するアンケート調査の結果を発表した。
これは、個人ユーザーが自宅で利用しているインターネット接続環境の動向を調査したもので、とくに、ソフトバンクBBが提供開始を発表したFTTHサービス「Yahoo!BB 光」の利用意向をたずねた。調査対象は、自宅のPCでインターネットを利用している18歳以上のインターネットユーザー400名。
調査結果によると、自宅で利用しているインターネット接続方法は、「ADSL」が6割半ばで、次いで「CATV」が2割弱、「光ファイバー」が8%だった。
この内、ADSL利用者の接続速度は、「12Mなど(8Mより高速で12M以下)」が3割半ば、「8Mなど(1.5Mより高速で8M以下)」が3割強、「24M以上(12Mより高速含む)」がほぼ2割、「1.5M以下」が1割強。
ADSL利用者に現在利用中のプロバイダをたずねたところ、上位3社は「Yahoo!BB」(3割強)、「OCN」(1割強)、「DION」(1割)となった。Yahoo!BBの利用率は年齢が上がるほど高い傾向を示し、50歳以上では29歳以下を10ポイント上回るほぼ4割を占めた。
現在自宅で利用しているインターネット接続方法に対する満足度は、3割強が「やや満足」、2割強が「満足」と答え、合計すれば過半数が満足していることになる。理由としては、「手ごろな料金」「速度が安定している」「不都合を感じない」などが挙げられた。一方で、「不満」(3割弱)とした人に多く見られた理由は「速度が遅い」だった。
また、「自宅でのインターネット接続方法を変更したいと思う」と答えた回答者(5割弱)のうち、4分の3以上が変更するとしたら「光ファイバー」を検討したいと答えた。
「“Yahoo!BB 光”に関心があるか?」との問いでは、「あまりない」が4割弱、「まったくない」が2割半ば、「まあまあある」がほぼ3割、「かなりある」が7%、また、「Yahoo!BB 光」の利用意向は、「ぜひ利用したい」と「できれば利用したい」をあわせても1割強という結果だった。年齢別で見ると、関心度は50歳以上(ほぼ4割)がやや高かったが、利用に前向きだったのは29歳以下(ほぼ2割)だったという。「利用したくない」理由では「月額利用料金が高い」などがあった。
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