米Googleが、デスクトップ検索ツール「Google Desktop Search」のβ版を公開した。パソコンのHDDに保存された情報の検索ツールをめぐってはMicrosoftやApple、Yahoo!がしのぎを削っており、こうした各社と直接対決することになる。
Google Desktop Searchでは、自分のPCに保存されているテキストやWord、Excelなどの文書ファイル、Outlook/Outlook Expressの電子メール、Internet Explorer(IE)で参照したWebのキャッシュ、AOL Instant Messengerのチャット記録などを検索できる。
PCにインストールすると、検索可能な情報のインデックスがPC内部に作成され、タスクトレイにアイコンを表示。従来のコンピュータ検索ソフトでは1日に1回しか情報がアップデートされなかったが、Googleのツールは継続的にアップデートされるため、例えば届いたばかりのメールもすぐに検索できるようになると説明している。
OSはWindows XPとWindows 2000 Service Pack 3以降に対応。Google Desktopのページから無償でダウンロードできる。サポートしている言語は今のところ、インタフェース、検索用語とも英語のみ。今後、検索対象となるファイルの種類を増やすとともに、できる限り多くの言語で提供したい意向だという。(→詳細記事)
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