米Googleは10月27日、デジタルマッピング会社Keyholeの買収を発表した。買収金額は公表していない。
Keyholeは衛星および航空撮影で集めた画像を地図情報としてデータベース化。「Keyhole 2 LT」というソフトパッケージを一般ユーザーや企業、公共機関向けに販売している。
「今回の買収は、Googleユーザーにパワフルな新しい検索ツールを提供するものだ。地球上のどんな場所でも3Dイメージが参照できるとともに、道路、事業所といった目的地の豊富なデータベースも利用できるようになる」と、製品管理担当副社長、ジョナサン・ローゼンバーグ氏は解説している。
ユーザーが住所などの位置情報を入力すると、Keyholeのデータベースにアクセスして目的地のデジタル画像が表示される。画像のズームや角度を変更したり、ホテル、ATM、地下鉄などを探すことも可能だという。
GoogleはKeyhole 2 LTの価格を69.95ドルから29.95に引き下げることも合わせて発表した。現在www.keyhole.comのサイトで7日間の無料トライアルを実施中。
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