インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は11月8日、ブロードバンドに関するアンケート調査の結果を発表した。
同調査は、ブロードバンドへの乗り換え動機と、乗り換え後の満足度についてたずねたもの。対象は、自宅でADSL/光ファイバー/CATVいずれかのインターネット接続方法を利用している18歳以上のインターネットユーザーで、各接続方法ごとに100人ずつから回答を得た。
「現在の接続方法にしてからの期間」は、「ADSL」では「3年以上」が4割、「2年」が3割弱、「1年」または「6か月」が1割半ば。「光ファイバー」は「1年」が4割弱、「6か月」が3割弱、「2年以上」が3割弱。「CATV」は「3年以上」が5割半ば、「2年」が2割半ば、「1年」が1割半ばだった。
「接続方法の満足度」をたずねたところ、全体では6割半ばが「満足」または「やや満足」と回答した。特に「光ファイバー」では7割強が「満足」または「やや満足」としており、具体的な理由として「価格が安く、速度も速い」「早い。価格も手頃。安定性がある」などを挙げた。
「現在の方法へ変更する前に利用していた接続方法」は、全体で見ると、「56K以下のダイアルアップモデム」が2割半ばでもっとも多く、次いで「ISDN」または「フレッツISDN」が1割強という結果。光ファイバー利用者の場合は「ADSL 8Mなど(1.5Mより高速で8M以下)」が1割半ば、CATV利用者では「以前はインターネット接続していなかった」が2割強とそれぞれ2位に入ってきたのが特徴的だ。
「現在の接続方法に変更したきっかけ」を自由回答形式でたずねたところ、ADSLは「普及して、安く利用できるようになったから」「無料キャンペーンをしていたから」、光ファイバーでは「マンション全体で導入したから」「現状より速いのに加え、料金の安さを知った」、CATVでは「ケーブルテレビに加入したのをきっかけに、インターネットも変更した」「高速・常時接続が魅力だったから」などだった。
「現在の接続方法の契約の決め手」は、1位が「毎月の利用料金」、2位が「通信速度」、3位が「キャンペーンなど契約時に受けられた期間限定サービス」だった。CATV利用者のみ「契約時の初期費用」が3位に入っていた。
「接続方法を変更する予定があるか?」をたずねると、「ある」が2割弱、「ない」が8割強。特に光ファイバー利用者は、ほぼ全員が「ない」と回答しており、変更予定ありの回答者が検討している接続方法は光ファイバーがもっとも多かった。
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