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今度は9ギガ使い切りました――「グランツーリスモ4」完成披露会を開催(1/2 ページ)

» 2004年11月10日 02時33分 公開
[今藤弘一,ITmedia]

 ソニー・コンピュータエンタテインメントは11月9日、都内で「グランツーリスモ4」(以下、GT4)の完成披露会を開催した。プレゼンテーションはポリフォニー・デジタルのプレジデントであり、GT4のプロデューサーでもある山内一典氏が行い、新作に対する意気込みを語った。

GT4のドライビング画面。ドライバーズ・ビューのデザインが一新され、アクセルの開度やブレーキの踏み込み量が分かるインジケーターがスピードメーター・タコメーター横に新設された

 グランツーリスモシリーズもいよいよ4作目。今回は登場する車種も80社、700台を超え、1886年に「自動車」が世に出た時代の車種だけでなく、来年以降発表される車種も含まれている。また、50以上のコースが用意され、東京、ニューヨーク、香港といった市街地だけでなく、実在するサーキットを積極的に取り入れたのが特徴。シミュレーションのレベルが上がったので可能になったとのことだ。

 その結果、GT4は2層式目一杯を使った「9Gバイト」の容量。初代の「グランツーリスモ」が650Mバイトであったのと比べると、その進化はめざましい。

現在改修中の「富士スピードウェイ」も2005年4月を待たずに登場
BMWの新「3シリーズ」も選択できる

 また、GT4の楽しみの一つとして、セイコーエプソン製プリンタとのコラボレーションが挙げられる。GT4には「フォトモード」が用意されており、収録されているコースの中から15ステージにおいて、自由に写真を撮影し、プリントアウトできるようになっている。

会場内でのデモ。エプソンの「PM-A900」によりプリントアウトされていた

 このほかの特徴として挙げられるのが「ドライビングしないドライビングゲーム」。これまでと同様にドライビングを楽しむ「A-spec」モードのほかに「B-spec」というモードが用意され、監督のように車に指示を出してレースを展開することが可能だ。

指示は5段階で。ピットイン、オーバーテイクなどの指示も可能

ナイキとのコラボレーションも

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