ソニー・コンピュータエンタテインメントは11月9日、都内で「グランツーリスモ4」(以下、GT4)の完成披露会を開催した。プレゼンテーションはポリフォニー・デジタルのプレジデントであり、GT4のプロデューサーでもある山内一典氏が行い、新作に対する意気込みを語った。
グランツーリスモシリーズもいよいよ4作目。今回は登場する車種も80社、700台を超え、1886年に「自動車」が世に出た時代の車種だけでなく、来年以降発表される車種も含まれている。また、50以上のコースが用意され、東京、ニューヨーク、香港といった市街地だけでなく、実在するサーキットを積極的に取り入れたのが特徴。シミュレーションのレベルが上がったので可能になったとのことだ。
その結果、GT4は2層式目一杯を使った「9Gバイト」の容量。初代の「グランツーリスモ」が650Mバイトであったのと比べると、その進化はめざましい。
また、GT4の楽しみの一つとして、セイコーエプソン製プリンタとのコラボレーションが挙げられる。GT4には「フォトモード」が用意されており、収録されているコースの中から15ステージにおいて、自由に写真を撮影し、プリントアウトできるようになっている。
このほかの特徴として挙げられるのが「ドライビングしないドライビングゲーム」。これまでと同様にドライビングを楽しむ「A-spec」モードのほかに「B-spec」というモードが用意され、監督のように車に指示を出してレースを展開することが可能だ。
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