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部屋に溶け込み、馴染む、大画面テレビ「LIVINGSTATION」(3/3 ページ)

» 2004年11月24日 00時00分 公開
[相澤裕介、大金彰(写真),ITmedia]
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就寝前のひとときを演出するLIVINGSTATION

 布団のぬくもりを感じながら、ゆるりとした気分を満喫できるベッドルームは、実はテレビや映画の鑑賞にも最適な空間だ。だが「ベッドルームに大画面テレビ」という発想は、そうそう考え付くものではないかもしれない。

 しかし、これを実現すると、極めて贅沢な空間を生み出せる。照明を少し暗くすれば、大画面ならではの迫力のある映像が、まるで「寝ながら見られる自分専用の映画館」のように感じさせてくれるのだ。

 実際配置してみると、案外圧迫感を感じさせることなく設置できた。LIVINGSTATIONは部屋の風景に溶け込むデザインなのではないだろうか。

本格的なホームシアターとしての設置

 さらに贅沢な空間を目指すのであれば、本格的なホームシアターを構築してみるのも面白い。大画面で高品位な映像を提供するLIVINGSTATIONは、ホームシアター用のテレビとしても最適である。5.1chのサラウンドシステムを増設すれば、納得のゆくホームシアターを作成できるはずだ。

LIVINGSTATIONで憧れのホームシアターを実現

 ただし、ホームシアターの構築には、その費用よりもスペースが問題となるケースが多いはず。日本の住宅事情を考えれば、ホームシアター専用の部屋を確保できる人は限定されてしまうだろう。

 しかし、物は考えようである。将来、子供が独立すれば、現在の子供部屋が自由に使える空間に変身する可能性もある。そのときに、子供部屋をホームシアターに改造するという考え方もなくはないだろう。もちろん、それまでの期間はLIVINGSTATIONをリビングのテレビとして有効活用する。このようにすれば、憧れのホームシアターもそれほど遠い夢ではなく感じられるはずだ。

 参考までに、上の写真を撮影した空間の広さを紹介しておこう。部屋の広さは約7〜8畳程度の正方形である。これだけの空間があればホームシアターを作成可能であるし、むしろこれくらいの広さでないと大画面の迫力を味わえない。なお、長方形の部屋であればもう少し小さくても同等の環境を実現可能であると思われる。

個人空間に設置

 続いては、1人でテレビを楽しむ場合の例として、書斎にLIVINGSTATIONを設置したときの写真を紹介する。今回の例では、フリーな空間をできるだけ広く設けられるように、コーナーにLIVINGSTATIONを設置してみた。

一人でくつろげる空間で大画面を満喫

 ビジネスの場であり、読書の場でもある書斎は、他人に気兼ねすることなくテレビや映画に没頭できる空間としても利用できる。シンプルでシックな外観を持つLIVINGSTATIONなら、黒を基調とした書斎にもしっくりと馴染むのを確認できるはずだ。

和室に設置

 最後に、和室にLIVINGSTATIONを設置した場合の例を紹介しておこう。日本ならではの空間である和室は、その落ち着いた雰囲気を乱すことなく設置できるテレビが必要だ。特に大画面テレビとなると、主張が控えめで‘さりげなさ’をかもし出す製品が要求される。

和室との調和も考えられたLIVINGSTATION

 またこの写真をよく見ると、LIVINGSTATIONの上に小さな花瓶が置かれているのを確認できると思う。これは、標準添付のスタンドをセットした場合の例だ。液晶テレビやプラズマテレビには不可能な「テレビの上にカレンダーや写真を置きたい」という欲求にも、LIVINGSTATIONなら応えてくれるのである。

 そのほか、LIVINGSTATIONには便利な機能も装備されている。そのひとつが、デジタルカメラで撮影した写真を鑑賞&プリントできる機能だ。メモリーカードを差し込むだけで写真を大画面で鑑賞できるし、リモコンのボタンを押して写真をプリントすることも可能である。

 面白い使い方として、LIVINGSTATIONに用意されているPC端子にノートパソコンを接続する方法も考えられる。このようにすれば、インターネットや電子メールを行う際の大画面ディスプレイとしてLIVINGSTATIONを活用できる。電子メールに添付された写真を大画面で鑑賞する、夫婦でホームページを見ながら旅行の計画を立てる、将棋や囲碁のネット対戦を大画面で楽しむ、……etc、大画面ならではの楽しみ方はいくらでも思い付くと思う。

「大画面テレビ」=「広いリビングルーム」という構図はもう成り立たない

 今回は、7つの場面についてLIVINGSTATIONの設置例を紹介してきたわけだが、最後に最近の大型テレビの状況を簡単にまとめておくとしよう。

 一昔前、テレビを見るのに最適な距離は「(テレビの高さの)5倍」と言われていた。しかし、最近では「(テレビの高さの)3倍」が最適な距離だと言われている。この差は、「そんなに近づいてテレビを見てはいけません」と言われていた時代と、「できるだけ映像に没入してテレビや映画を楽しみたい」という時代の変化が生み出したものかもしれない。

 同様に、「大画面テレビは広いリビングルームで楽しむもの」という固定観念を持っている人も少なからずいるであろう。しかし、最近の大画面テレビは急速に小型化が推し進められている。「大画面テレビ」=「広いリビングルーム」という構図が必ずしも成り立たない時代が到来しているのである。今回の撮影でも、それを実感させてくれる場面がいくつかあった。

 このように、大画面テレビは確実に身近な存在となりつつある。品質、設置面積を含めたデザイン、価格、どれをとってもその進化は急速だ。そして、これらのベストコンビネーションでありベストパフォーマンスを追及した製品がLIVINGSTATIONである。今回の記事を見てLIVINGSTATIONに興味をもたれた方は、全国各地で開催されている「大型テレビ体感フェア」に出掛けてみるのもいいだろう。このような大型製品の購入を検討するにあたり最も大切なのは、自分の目で見て、体感することだ。

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