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» 2004年11月26日 18時53分 公開

レビュー:カラー液晶+プラスタッチでフルモデルチェンジしたgigabeat F (1/3)

東芝のHDD搭載プレーヤー「gigabeat」に新モデルが登場した。カラー液晶と感圧パッドによる新インタフェースを備え、大きく変化した「gigabeat F」をチェックしてみた。

[渡邊宏,ITmedia]

 PCカード型HDDを内蔵した初代から数えること5代目、東芝のHDD搭載ポータブルオーディオプレーヤー「gigabeat」に新シリーズ「gigabeat F」が登場した。これまでにもPCカード型HDD内蔵(MEG50JS)やポータブルMDプレーヤーサイズ(gigabeat Gシリーズ)という特徴を持っていたが、新製品はカラー液晶を搭載、操作インタフェースに7個の感圧パッドによる「プラスタッチ」を備えた。

photo gigabeat F

 GfKマーケティングによるランキングでも分かるように、HDD搭載ポータブルオーディオプレーヤーではiPodが高い人気を誇る。そのなかで、新製品はどれだけのインパクトを与えることができるのだろうか。さっそくチェックしてみたい。

これまでとはガラリと雰囲気の変わったgigabeat F

 gigabeat FはHDD容量の違いによってF10(10Gバイト)、F20(20Gバイト)、F60(60Gバイト)という3つのモデルが用意されており、HDDへの収録時間はF10が約166時間、F20が約332時間、F60が約996時間(WMA 128kbpsの場合)。

photo 20GバイトのHDDを搭載したgigabeat F20。限定色となるロゼピンクは、ピンクと言っても落ち着いた色合い。
photo 右側面(上)と左側面。右側面のスイッチ類は使用時に青く光る

 本体サイズは63(幅)×16(高さ)×106(奥行き ミリ)・160グラム(F60は63×19×106 ミリ・170グラム)。デザインは既存モデル(gigabeat G)の正方形に近いデザインから初代gigabeatを連想させる長方形に変更され、正面にカラー液晶と感圧パッドの「プラスタッチ」、右側面に音量調節や電源スイッチが配置されている。

photo gigabeat F(F20)とgigabeat G(G5)

 gigabeat Gと比べるとさすがに大きく感じてしまうが、同じく1.8インチHDDを搭載するiPodとはほぼ同サイズ(40GバイトのHDDを搭載するM9268J/Aは60.9×17.5×104.1 ミリ)。一見、iPodほどのなめらかさは感じさせないが、前面の表示/操作部から背面までが傾斜(スラント)加工されており、手にしてみるとシックリと収まる。

photo 微妙な傾斜がフィット感を演出する

 対応フォーマットはWMA、MP3、WAVで、対応ビットレートは16kbps〜320kbps。Windows DRMにも対応しているので、各種の有料音楽配信サービスを利用することもできる。搭載されているHDDは1.8インチで、約3時間の充電で約16時間の連続再生が可能だ。

 液晶はバックライト付きの2.2インチ(240×360ドット)TFTカラー液晶を搭載する。発色も非常に鮮やかで、認識性も高い。液晶画面下部にはガイド(プラスナビ)が表示され、新採用のインタフェース「プラスタッチ」と相まって直感的な操作が可能だ。

photo 液晶ディスプレイは発色も鮮やか

 最上位モデルのF60にはリモコンとクレードルが付属しており(F10/20ではオプション)、クレードルを利用すれば用意されているボタンひとつでCDからのリッピング-転送が行えるほか、LAN経由でデータを取り込むことも可能になる。

プラスタッチの操作性は良好

 新たに搭載された「プラスタッチ」は7個の感圧パッドを十字型に配置したもので、「触れる(タッチ)」「触れたままにしておく(ホールド)」「なぞる(ジェスチャー)」という3通りの操作が可能だ。

photo 7個の感圧パッドを十字型に配置したプラスタッチ
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